ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

本のこと② ~音楽嗜好症


音楽嗜好症: 脳神経科医と音楽に憑かれた人々 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
音楽嗜好症: 脳神経科医と音楽に憑かれた人々 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
著者:オリヴァー・サックス
出版社:早川書房
カテゴリー:本


  <音楽嗜好症~脳神経医と音楽憑かれた人々>
の著者オリバー・サックスさんは 脳神経医のかたわら 作家活動もするイギリス人で ロバート・デニーロの名演が素晴らしかった映画<レナードの朝>の原作作者でもあります。


 この500ページを超える本には 日常生活に支障をきたすほど 音楽にに のめり込み その結果 身体 精神に 異常をきたしてしまう または 音楽によって 正常に戻れる人たちのことや 音楽によって一時的に アルツハイマーや認知症の症状が なくなったりする人や ウイリアム症候群(知的障害であるが 音楽の能力は ずばぬけている)などを 数多く 紹介しています。
 サックスさんは ピアノも弾く クラシック音楽の愛好家で ポップスのことは あまり出てこなく 少し難しい内容もありましたが それでも 十分 興味がわいてきました。とくに 脳と音楽に関係で ナポリ民謡を聴くと発作を起こし 何カ月も頭の中で 鳴り続けた女性の脳の中の 側頭葉の一部を 切除したところ 安心して聴けるようになった。ところとか おもしろかったです。


 私ごとですが 朝 目覚めると 30年くらい前の 好きでもなかった曲(最近 聴いた記憶もないし CDも持っていない)が 頭の中に 流れてきて なんでなん?とうとう頭が いかれてしまった! と 思ったことがありました。ラジオを 聴いていて びびっと くることは 楽しいことなのですが 好きになれないものが 頭に流れるのは やはり 病気かもしれません(笑)
 ポール・マッカートニーの名曲<Yesterday>は 夢の中で 鳴り続けていた曲を 起きてから 譜面に残した というエピソードもあり 自分の意志と関係のないことが いい方へ出ることも あるようです。

   一目ぼれ ならぬ ひと聴きぼれ したことは 誰にでもあり それが 好みの一部になり 自分の比重が占めると思います。少し前では Sam Smithの<Stay with Me>は 連続して 30回ぐらい聴いたと思います。もちろん 朝起きた時から 仕事中も 鳴り続けてました(笑)。キャロル・キングは 言っています。音楽が私の頭の中で 何度でも繰り返し流れる。いつまでも...
 医学的に見ても 音楽と脳の関係は いまいち はっきりしていないようで そこがまた おもしろいところかもしれません。
 
 音楽とは 神の恵みであり 恩恵であり 決して 薬ではありません(笑)


Sam Smith - Stay With Me

×

非ログインユーザーとして返信する