ちょこっと感動日記


毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

ボブ・ディラン,ノーベル文学賞受賞!


 2016年10月13日、仕事帰りに、実家の両親に会いに行っている時、今日は、広島カープ勝ったかな?とニュースを見ていると 目が点になりました!(^^) なんと、今年のノーベル文学賞に、アメリカのフォークシンガーソングライターのボブ・ディランに決まったということを、伝えていたのです!

 ノーベル賞の 過去100年以上の歴史の中で ミュージシャンが 取ったのは 初めてということで 権威がなくなる とかの意見があったようですが ギリシャの詩人ホメロスと 作風が似ていることが 高い評価を得たとして 決定したそうです!

 ボブ・ディランは、現在、74歳。54年前の1962年に<風に吹かれて>、1965年の<ライク・ア・ローリングストーン>が ヒットして およそ半世紀以上たって 現在に至るまでの 創作活動は 衰えを知らず いい曲は いくらでも 浮かんできます。ディランの曲を カバーした人も 数知れずです!


 私は 60年代に 青春をおくったディラン世代ではありません!
 当時 色々な音楽を聴いているうちに ディランを知り レコードを集めていくようになり いいなあ!と 漠然と好きになっていっきました!そうなると 日本のフォークシンガーは 一切 聴かないようになりました。みんな ニセモノに見えてきたからです!(今は そうではありませんが)


 そしてボブ・ディランを より好きになるきっかけを 作ってくれたのは 当時の 私の仕事場の熱血上司でした。とにかく ディランと加川良しか 聴かないというほどの個性派で CDを たくさん貸してくれたのを 思いだします。そして 来日公演の時 なんと招待してくれたのです。チケットが 高額にも かかわらずです!今は無き 大阪厚生年金会館大ホールでした。

 その2001年のライブは あのだみ声が 生で聴けただけでも 感動的でしたが 曲のアレンジが レコードとは異なり 初めは どの曲をやっているのか よくわからない状態で 途中で あそうか と気ずかされることが 多くありました。

 後で知ったのですが レパートリーが250曲近くあり その時々で 選んで 演奏するということです。なので 予想が 全くつかなく 日によって 全く違った内容になるのです!バンドのメンバーも さすがに うまい人ばかりで 落ち着いた演奏で ディランを 盛り上げます。とくに 私が 気に入ったのは 右サイドで ギターを弾いていた シングルでヒット曲もあるチャーリー・セクストンで 壺にはまったソロやスライドギターが 特に良かったです。

 感化された私は 次の2010年の来日公演では 自分で チケットを買って 行きました。私の家のすぐ近所にあったZEPP大阪での ホール・コンサートは 真近で観ることができて 感激!今回も チャーリー・セクストンが 来てましたので 右側に立ち じっくり見てました。ディランはといえば ギターですが 今回は 一切弾かず キーボーを 弾きながら歌っていました。あれ?そんなのあり?と思い 見事に 裏切ってくれました。曲は 相変わらず はっきりわかりませんでしたが 演奏は さすがに 素晴らしかったです!何もかも ディランらしくて いいですね!

という思い出があるボブ・ディランですが 70年代には ノーベル賞候補にあがっていて 結局は 受賞できなかった時があったと あとで知りました。なので なんで今頃?と思ったのが 正直なところです。村上春樹も ディランが好きなので ハルキストも納得しているようで 妙な感じがしてきます。

 発表されて4日たちますが まだコメントが 何も 出されていないとのことで 授賞式のことを伝えたいノーベル・アカデミーの会長が 明かしてますが 多分 ディランにとっては 取っても取らないでも どうでもいいことなのかもしれませんね! それもまた ディランらしく 生き方とスタンス同様 かっこいいですね!





 

 2006年の作品の『Modern Times』から<workingman's blues#2>は いかにもディランらしくて 最近の中で 一番好きな曲です。正直 詩は あまり気にしていませんでした。
ネットで 訳されている方がいて 読ませてもらいましたが 曲といっしょで やっぱり 素晴らしいので 紹介させてください!
少し 長いですが 少しでも ディランの文学賞受賞たる所以が 伝われば と思います!




workingman's blues#2




Bob Dylan -Working Mans Blues




 
There's an evening haze settling over town
町は朦朧とした夕暮れに覆われています。
Starlight by the edge of the creek
星の光が入り江に突き刺さっています。
The buying power of the proletariat's gone down
労働者の購買力が落ちていきます。
Money's getting shallow and weak
金を手に入れると人は浅薄で薄弱になります
Well, the place I love best is a sweet memory
ここでは愛こそが最高の思い出です。
It's a new path that we trod
これは私たちを踏みにじって作った道です。
They say low wages are a reality
低賃金こそが現実だと、彼らは言います。
If we want to compete abroad
もし私たちが海外と競争したいのならば。


My cruel weapons have been put on the shelf
私の残虐な武器を棚に上げなさい。
Come sit down on my knee
私のひざの上に座りなさい。
You are dearer to me than myself
貴方は私にとって私自身よりも大切な人です。
As you yourself can see
貴方は貴方自身を見ることができます。
While I'm listening to the steel rails hum
私が(たぶん石炭を運ぶ列車の)鋼鉄のレールの奏でる音を聞いている間
Got both eyes tight shut
目をしっかりと閉じていなさい。
Just sitting here trying to keep the hunger from
此処では皆座り込んで飢えに苦しんでいます。
Creeping it's way into my gut
私のはらわたの中で飢えが這い回っています。


Meet me at the bottom, don't lag behind
私とどん底で会いましょう。遅れないように。
Bring me my boots and shoes
私のブーツと靴を持ってきてください。
You can hang back or fight your best on the frontline
貴方は此処に残るか、最前線で最善を尽くして戦うか選びなさい。
Sing a little bit of these workingman's blues
そして、少しの間、労働者のブルース(哀歌)を歌いなさい。



Well, I'm sailing on back, ready for the long haul
私は今まさに、遥か彼方へ航海しようとしています。
Tossed by the winds and the seas
強風と時化に煽られています。
I'll drag them all down to hell and I'll stand them at the wall
私は彼らを地獄に引きずり落とすでしょう。そして私は彼らを壁に向かって立たせるでしょう。
I'll sell them to their enemies
私は彼らを彼らの敵へ売り払うでしょう。
I'm trying to feed my soul with thought
私は考える事と共にに私の魂に火をくべるでしょう。
Going to sleep off the rest of the day
今日は休息し、眠りに落ちなさい。
Sometimes no one wants what we got
其れが喩え何物であったのだとしても求めることを止めなさい。
Sometimes you can't give it away
其れが喩え何処であったのだとしても貴方が去ることはできません。
Now the place is ringed with countless foes
今、この場所には無数の敵が渦巻いています。
Some of them may be deaf and dumb
恐らく彼らは耳を貸す事も、口を用いて譲歩する事もないでしょう。
No man, no woman knows
唯の一人の男性も、唯の一人の女性も、彼らの中では知り合いではありません。
The hour that sorrow will come
そうして悲哀の時は訪れます。
In the dark I hear the night birds call
闇の中で夜鳥がさざめくのを私は耳にします。
I can feel a lover's breath
私は愛しき吐息を感じることができます。
I sleep in the kitchen with my feet in the hall
私はキッチンの中で足を伸ばしながら寝ます。
Sleep is like a temporary death
睡眠とは一時的な死に他なりません。


Meet me at the bottom, don't lag behind
私とどん底で会いましょう。遅れないように。
Bring me my boots and shoes
私のブーツと靴を持ってきてください。
You can hang back or fight your best on the frontline
貴方は此処に残るか、最前線で最善を尽くして戦うか選びなさい。
Sing a little bit of these workingman's blues
そして、少しの間、労働者のブルース(哀歌)を歌いなさい。


Well, they burned my barn, and they stole my horse
彼らは私の馬小屋に火をつけます。そして彼らは私の馬を盗みます。
I can't save a dime
私はびた一文たりとも貯めることが出来ません。
I got to be careful, I don't want to be forced
私は常に注意しています。私は決して、無理強いされることを好みません。
Into a life of continual crime
私は継続的な犯罪の中で生きています。
I can see for myself that the sun is sinking
私は太陽が没していくのを自らの目で眺めることが出来ます。
How I wish you were here to see
私はどのように貴方が此処にくるのを眺めるのでしょうか。
Tell me now, am I wrong in thinking
私の考えが間違っているかどうか、教えてください。
That you have forgotten me?
私は間違っているのでしょうか。
Now they worry and they hurry and they fuss and they fret
今現在、彼らは慌てふためき、焦り、興奮し、悩んでいます。
They waste your nights and days
そうして彼らは昼夜を浪費していきます。
Them I will forget
彼らは私を忘れています。
But you I'll remember always
しかし彼らはいずれ、私を常に思い出す事になるでしょう。
Old memories of you to me have clung
貴方は私との、古い思い出にしがみつく事になるでしょう。
You've wounded me with your words
貴方は私の言葉に巻きつくことになるでしょう。
Gonna have to straighten out your tongue
貴方は貴方の無礼な舌を取り除くべきだと思います。
It's all true, everything you've heard
之は全て真実であり、貴方は全てを聞き入れるべきでしょう。


Meet me at the bottom, don't lag behind
私とどん底で会いましょう。遅れないように。
Bring me my boots and shoes
私のブーツと靴を持ってきてください。
You can hang back or fight your best on the frontline
貴方は此処に残るか、最前線で最善を尽くして戦うか選びなさい。
Sing a little bit of these workingman's blues
そして、少しの間、労働者のブルース(哀歌)を歌いなさい。


In you, my friend, I find no blame
貴方は私の親友です。私は粗を捜し出して咎めることはしません。
Wanna look in my eyes, please do
私の瞳を覗き込んでください。
No one can ever claim
私は嘗て罪を犯したことがありません。
That I took up arms against you
私は貴方に逆らって腕を上げます。
All across the peaceful sacred fields
全ての平和な聖域は踏みにじられます。
They will lay you low
彼らは貴方の法を葬り去るでしょう。
They'll break your horns and slash you with steel
貴方の上げる警告の角笛は彼らによって打ち破られ、彼らの振るう鋼鉄の剣が貴方を切り裂くでしょう。
I say it so it must be so
私はそうならなければならないと告げます。


Now I'm down on my luck and I'm black and blue
私の幸運は闇に包まれて、また群青に包まれて、落ちていきます。
Gonna give you another chance
貴方に再び機会を与えようと思います。
I'm all alone and I'm expecting you
私は貴方が期待されている間、ずっと孤独に過ごしました。
To lead me off in a cheerful dance
私が道を行く間快活に踊ります。
I got a brand new suit and a brand new wife
私は新たなスーツを仕立て、新たな妻を娶ります。
I can live on rice and beans
私は米と豆だけで暮らすことができます。
Some people never worked a day in their life
生涯、一日たりとも決して働かない人間もいます。
Don't know what work even means.
彼らは労働の意義さえも知ることがありません。


Meet me at the bottom, don't lag behind
私とどん底で会いましょう。遅れないように。
Bring me my boots and shoes
私のブーツと靴を持ってきてください。
You can hang back or fight your best on the frontline
貴方は此処に残るか、最前線で最善を尽くして戦うか選びなさい。
Sing a little bit of these workingman's blues
そして、少しの間、労働者のブルース(哀歌)を歌いなさい。





 次の機会に ディランの曲が どれほど 人の心を とらえて離さないか!ディランの曲のカバー特集を 組む予定をしてます。おっさんの楽しみに 付き合ってくれる方がいれば 乞うご期待くださいませ!
 


長々と お付き合い ありがとうございました!


 楽しい時間を!
  

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