ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

ニック・ホーンビィ<ぼくのプレミア・ライフ>を読んで!


  イギリスの作家 ニック・ホーンビーの<ハイ・フィデリティ>という 音楽おたくの本を 随分前に読み 大好きになりました。世間レベルでは 別にどうでもいいようなことが マニアにとって 人生をも変えてしまう!そんなことの重大さは 熱病に 取りつかれたように 何かを 懸命に 好きになった人であれば 少しは 分かってもらえると思います。


 今回読んだ<ぼくのプレミア・ライフ>は そのサッカー版で サッカーに 取りつかれて 抜け出せなくなった一人のサポーターの物語が 楽しいようでいて ひどくつらい 生活を 送らなければいけなかったりと ホーンビーが フットボールと その魔力について 語った本で ファン心理を 巧妙に 描いています。


 主人公というか ほぼ作者自身の自書伝的で 熱病に 取りつかれたのは プレミアリーグのアーセナルというチーム。名古屋グランパスの監督でもあったベンゲル監督が 長年 築き上げてきたイングランドの強豪チームで 現在では 日本代表の浅野琢磨が 所属しているチームで(浅野は 今は ドイツのシュツットガルトに レンタル移籍中)その昔は 稲本潤一や宮市亮が所属していた 日本人とも なじみの深い老舗のチームです。


 私が 知っていることは たかが このぐらいで やはり フットボールが誕生した地の遠くイングランドのプレミア・リーグは ほとんど 無知に 等しいのですが 岡崎慎二のレスター・シティとかのゲームを 観ていたりすると ボール回しが やたら早かったり 攻撃のスウィッチに入った時の スピードの速さに ただただ驚くばかりです。 




『その後 女の人たちと恋に落ちたのと同じやり方で、ぼくはフットボールと恋に落ちた。突然、説明もできぬまま、判断力を失った。恋が痛みや混乱をもたらすなんて、考えもしなかった』



『11回目の誕生日のすぐあとの 1968年9月14日 ホームデビューを 飾った。』
          



文中に 数多く登場する固有名詞や 選手の名前は その時代の空気を 吸っていなければ 到底理解できないので ほとんど無視して 読んでいましたが ゲイリー・リネカーやガスコインの名前を 見つけた時は やはり うれしくなりました。


 フットボールと仕事、友達、家族、付き合う女の子、同じサポーターとの関係を 描き 常に フットボール中心に考えて 頭の中で チームと自分がこんがらがって 人生設計が 立てられなくなってしまっている一人の人間が 最後に 思うことは いくら考えても 応援しても チームが 勝つとは 限らないし 選手が いいプレーをして いいゴールを 奪うとは 限らないということでした。 


 スポーツ、特にフットボールは 絶対ということは ありえないし どうなるかは わからない!ということ を 教えているような気がしました。やっぱり どうなるのか わからないのが 面白いのですね! 


なので ロシア・ワールドカップで 戦う日本は セネガルにも ポーランドにも コロンビアにも 勝って もしかしたら 決勝トーナメントに 進める可能性が あるということです。稲本が ゴールしたように 杉本健勇が ゴールを 決めて 日本が 勝利するかもしれません。ブラジルやスペインと対戦しても 何かの間違いで 勝つかもしれません。ないとは言い切れませんね!そんなことを 考えさせられました。いくら考えてもしょうがないと 思いつつも。(笑)


この本は 私にとっては 平素的で絶望的な憶測を ぶっ飛ばしてくれる本だったのかなあ!と 思ったりします。
 


 


 


 





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