ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

篠山ABCマラソンを走る!③~2018年


 2018年3月4日 急に春めいた季節の中 兵庫県の篠山市で毎年行われる 第38回 篠山ABCマラソンに 参加してきました。自身 5回目のチャレンジで 2年ぶりの挑戦です。このブロブでも 3回目の登場です。





私のように都会に住んでいる者にとっては 美しい田園風景の中で 温かい声援を受けて 気持ちよく、交通や手続き関係などが ややこしく感じることがほとんどなく 走ることに 集中できる 貴重な大会で また 行きたくなる大会だと思います。


 今回も 大阪・梅田から出ているマラソン会場直行のマラソンバスに乗り込んで 90分 会場に 到着しました。現地で 8時の時点で 10度近くありましたので 全く寒さは 感じられず 暑さで苦戦するレースになる予感はしましたが 雨の心配もなく 強い風も吹いていなかったので ひとまずは 安心しての スタートです。ただ問題は 左の膝の痛みが 出てこないかというだけです。これが 一番重要ですが。




 この大会では 陸連登録者は 10分早くスタートできるので 登録者の私は 始めの混雑は さほど感じなくても すみます。10時40分、ついにスタートの時間が来ました。

  ← がんばれ!自分の足!



 今回は 同じランニングクラブのメンバー、4人も参加です。その中で 同じくらいの速さで 同じように 膝の調子がよろしくない 1人のメンバーと キロ5分のペースで 行けるところまで 行こうと つるむことにして スタートしました。


 少し走っているうちに 少しだけ 上げようということになり キロ4:55まで 上げることにしました。お互い練習しているように ペースを確認しあって 4:55で 出来るだけ 合わせるように 声を掛け合って 走りました。4:55のペースで 最後まで行けば 3時間27分で ゴールできます。5:00ペースだと 3時間30分で ゴールできるという計算です。




 

(↑↑ 今回の参加賞のTシャツです。毎回 障がい者の方々が 製作されるというのも           心がこもって 温かい大会だなあ。と 感じされてくれます。)


 途中 10分遅れのスタートの陸連未登録の速いランナーが 多数追い抜いていく中 給水上では 押されたりしましたが 基本的には 4:55のペースは 乱さず 黙々と距離を 通過していきました。五輪 銀、銅メダリストの有森裕子さんに ハイタッチしてもらい 気合いを入れなおして 2人で 何とか 21Km地点に来ました。




 ここで 相方は やはり膝の調子が いまいちで リタイヤすることになり 残りは 1人での 戦いです。今回は 20Kmと30Kmに 身体に浸透しやすい経常水に 食塩を大量に入れたスペシャル・ドリンクを 置きました。結果 これが幸いしたのかいつものような脚攣りや痙攣は 最後まで ありませんでした。



 多少の前後がありますが 基本的には 4:55ペースは 崩さず 30Kmまで来ました。30kmで 自分のエネルギーが 50%あれば 最後まで 行けるという信じ込みで あと半分の距離!と ギアを 入れなおします。やはり この辺からは 本当に しんどいのですね!ラップも 少しずつ落ちてきます。毎回 撃沈している 鬼門の33kmは 特に 慎重になろうと 悲鳴をあげている自分の体と対話しながら 乗り越えました。




 今回は サプリは 基本に戻って 昔 使っていたものを 何個か 持っていきましたが 結局 ほとんど使わずに ここまで来ましたが 最後の切り札の<トップスピード>ここで 使いました。 


 後は もう根性で走るしかありません。この辺りでは 歩いているランナー、ストレッチしているランナー ゆっくりと走っているランナーと みんな苦しそうな ひきつった顔を しています。 


 私も ペースは さすがに 落ちましたが 他のランナーを 抜かしまくり 気分的には 良かったので 3時間30分までに ゴールしたいという欲が出てきて とにかく 必死で もがいていました。


あと2km。必死で 死にもの狂いで 他のランナーを 抜かし ゴール!
タイムは 3時間30分を 切れなくて ネットで 3時間32分19秒。自己ベストから ほど遠い結果でしたが 最後まで 膝の痛みが出ずに 完走できたことに 感謝です!




ゴール後 ボランティアの学生に 完走メダルを 首にかけもらい 名物の しし汁のふるまいを 受けて すぐに プロテインを 飲みました。



 今回は 一緒に走った クラブのメンバーにも助けられ イーブンペースを しっかりと 守ることができ マラソンランナーらしく(?)レースを 組み立てて 走ることができたのが 今後に 繋がる いい勉強になったと思います。今までは 今日は 調子がいいもんだと 自分を 過信して えらい目に合うという繰り返しのレースが 多かったのですが 年齢も年齢ですし 15回も完走したランナーの一人として もう少し自覚しなければなあとかと 思いました(笑)


 でも 時には 思いのまま 走るっていうのも 気持ちいいので 使い分けも 大事かなあ。とか思います。そんなことを 帰ってきて 近所の中華屋さんで 格別に美味しいビールを飲み チャーハン大盛りを 食べながら 考えた1日でした。


ランナーは 1人1人がヒーローで それぞれの物語があります。周りに こんなしんどいことをしているランナーの方が おられれば 是非 応援してあげてほしいと思います。(笑)





 

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