ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

里帰りとゲイトマウス・カフェ  


 先日 里帰りしてきました。里といっても 電車で1hほどで行けるところなので 両親と 知り合いに 会いに行ったという感じです。ひょんなことから 昔 おっさんバンドで お世話になったバンドのリーダーが 2年前に亡くなられていたことがわかり その頃 よく通っていた店に 久々行こうと思ったのが きっかけでした。約7年ぶりです。今回は 少しノスタルジックにいきたいと思います。



 吹田にある関西大学の正門の すぐ左にある<Gatemouth・Cafe>は マスターが 元小学校の先生で 腰を悪くして 教壇に立つことができず お酒を飲みながら 気の利いた良い音楽が かかっている店を 自分でやってみようと思われたのが きっかけだそうです。来られるお客さんは やはり関大の学生が やっぱり多かったですが 教授とか 教育関係の人たちや 隣に大きなスタジオがあったので ミュージシャンも よく来ていました。そのほとんどの人たちが 好きな自分の音楽があって 何かを狙っている ポジティヴな人ばかりで 通うたびに 大いに感化されたのが 昨日のように 思えてきます。


ヒッピーとは、<1960年代アメリカにおいて、既成の社会制度や価値観、慣習などに反抗して、脱社会的な思想や運動をした若者たちのこと>を指しますが 私にとっては ゲイトマウス・カフェに集まってくる人たちが そんなイメージでした。


 私も 例外にもれず この店で知り合った年上のおっちゃんたちのバンドに入れてもらい 色々なことを 教えてもらったり 色々なところで ライヴを体験させてもらったのは すごくいい思い出です。バンド名は <御隠居バンド>。実際に 隠居しているメンンバーは いませんでしたが 隠居しているように 生きてみたいという夢の意から由来しています。冒頭の亡くなられたバンマスは その頃からの付き合いで カントリーやフォークが大好きで Bob Dylanや The Band, CCRの曲を よく演奏していました。もちろん ブルースも。メンバーは 5人組でしたが もうみんなで 二度と そんなことができないというのは すごく悲しく思います。




 実家に帰れば よく行く古本屋があります。BookOffなんてない時代には よく行きました。住宅街の中にある 2階建ての天牛書店は 本好きには なくてはならない空間です。現在も 営業されていますが 昔ほどのワクワク感は 薄れてしまったような気がします。天牛堺書店の方は 負債を抱えて破産したニュースを聞き 複雑な思いです。



 




その帰り道 工事中の病院に こんな素晴らしいアートが ありました。
そして それらを 描いたのは 何と私の母校の 千里第三小学校の生徒たち!




当時 絵を描くことなんて まったく興味がありませんでしたが こんな風に 描いていれば 少しは 興味が持てたかもしれませんね。


 


 


 帰り道 トボトボと歩いていると すれ違うおばちゃんに いきなり「あか~~!!」と 言われてしまいました。ジーンズに黒色のブルゾンを着ていた私は なんでやねん!と 思いましたが よく見ると 私の後ろには 暮れかけの真っ赤な夕日がありました。納得!!(画像には あまりうまく映っていませんが)





 明日も いい日でありますように。

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