ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

大阪が誇るギタリスト、石田長生を 偲んで ~好きなギタリスト③ 




またしても 好きなギタリストの一人が 天に召されてしまいました。


【訃報】石田長生さん名ギタリストが食道がんで闘病の末死去…享年62歳


2015年7月8日に 伝えられました。大阪が 世界に 誇る名ギタリストの石田長生(いしやん)の 早過ぎる死は 本当に残念でなりません。


 いしやんの場合は 録音されたレコードを 聴くより ライブで 観た印象が 強く残っていて CDの何倍もかっこいいです。一曲の中で ギターのフレットの高いとことから 低いところまで すべて弾きたおすというのは いしやんぐらいでしょう!(笑)いろいろなスタイルを 持った器用な人でしたが メンフィスに武者修行に 行っただけのことがあり ソウルっぽい 色気のある音が やっぱり 好きでした。


いしやんのライブを観て 思い出は いろいろと ありますが その中でも 今でも 深く印象に残っているものを 書いてみたいと思います。


 チャーといしやんとのデュオ<BA-HO> (東京のバカと大阪のアホの意)での 東京と大阪のギター名人対決では やっぱり 私は大阪の血が流れているので ブルースっぽくソウルっぽい そして 熱い いしやんの弾くギターのほうが 断ぜん好きでした。(チャーは やっぱりロックっぽくて 全国的に有名で 人気がありましたが。)ライブも 突っ込みと突っ込みの漫才のようなトークバトルも 楽しませてくれました。



 話は 古くなりますが 大阪に 花の万博 というのが ありまして その花博のテーマというのを 当時人気があった画家 黒田清太郎氏が 作詞をし いしやんが 曲にして 大阪にゆかりのあるミュージシャンが演奏し いしやんが まとめたSaka-O-Band<ほんまやね!>がありました。これは すごかったです!なんせWe Are The World の大阪版で 大阪には こんなに 素晴らしいミュージシャンが いてることを アピールした 素晴らしい曲でした。本人は 猛獣使いになった気分 と言ってましたが。(笑)これを見て 何人わかりますか?5人以上わかったら りっぱな大阪人!?


桑名正博 ほんまやね

今は 亡き 桑名正博や 中島らもの姿も 見えます。
いしやんも 楽しそうなギターが 炸裂してます。なんか懐かしいです!


この人は 人のまとめ役に よくなりますが そのおかげで できたような印象深いギタートリオが ありました。<勉強トリオ>では Withジャズギターの名人 渡辺香津美、ブルースギターの名人 山岸潤士。チック・コリアの<Spain>なんか やってました。<平成トリオ>では With有山じゅんじ木村充輝。音もトークもぼけ、ぼけ、突っ込みで 面白かったです。


平成トリオ (木村充揮 石田長生 有山じゅんじ) 放送禁止06LIVE


 次は 神戸のLIVEハウス チキンジョージで 毎年 <新春歌絵巻>という上田正樹が ホスト役になり 日替わりで ゲストを呼んで 一週間ほど行うイベントで よく観に行きました。いしやんは 上田正樹となじみ深いので(売れる前には 一緒によくキャバレーとかで 演奏し 腕を磨いたそうです) よく出演して 古いR&Bの名曲を 演奏してくれ 喜ばせてくれました。そこでも 味わい深いギターを 弾いてくれました。上田正樹が歌い いしやんが ギターを 弾いたレイ・チャールズの名曲<ハレルヤ・アイ・ラブ・ハー・ソー>は 鼻血が でるほど かっこよかったです。



 そして 一番 近いところでは 毎年5月の連休にする <春一番>という コンサートで 元気のいい 歌声を 聴かせてくれていました。大阪のミュージシャン中心に 5日間のコンサートで 数知れない名場面が 思い出されます。そのうちの一つ日本語でカバーした いしやんらしい曲が PVにありましたUPしときます。


石田長生オールスターズ??@祝春一番2008

 


忌野清志郎トリビュートも 季節がら 今でも 誰かがやりますが 清志郎の子分 三宅伸治(しんちゃん)と やったのも 心に残っています。ロッケンロールのいしやんもまた かっこよかったです。


三宅伸治BAND+石田長生「雨上がりの夜空に」@春一番2009



音楽の素晴らしさを 教えてくれて ありがとう!ご冥福を お祈りします。
 

にほんブログ村 CDレビュー


 にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する