ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

村上春樹「走ることについて語る時 僕の語ること」について 僕の語ること

 





「走ることについて語る時 僕の語ること」という村上春樹さんが 自身と  走ることについて 書かれた本を これからのマラソン・シーズンを 迎えるうえで 自分にとって 支柱に なれればいいなあと思い 再度 読み返しています。
 村上春樹さんは 小説家であるとともに マラソンランナーとしても 知られております。村上さんは 小説を 書くことについての多くを 走ることから学んだといいます。どれほど 自分を厳しく追い込んでいければいいのか?どれくらいが 正当な休養なのか?どれくらい 集中すればいいのか?どれくらい 自分を信用し どれくらい疑えばいいのか?などなど


 私が 今まで 漠然と思っていたことが この本には 書かれていて 全くその通りだ。と 納得してしまうことが 多く書かれています。
 走ることは 特に 仲間や相手を 必要としないし 特別な場所に行かなくていい。自分に合ったシューズと まずまずの道があれば 気が向いたときに 好きなだけ 走れる!(当たり前のことですが 一人で 自分と向き合えるのは いい時間です)
 日常において 他人と優劣を争い 勝敗を競いあうことは 求める生き方ではない。他人には他人の価値観があり それに添った生き方がある。その違いの中の 小さなすれ違いが 大きな誤解へと発展し そのせいで 心が傷つくこともある。走るという行為は ある程度 競い合うものであるが 天性的なものと努力によって いいわけがつく。(今の世の中は 全くの逆方向ですね。苦笑)
 若い時を別にして 人生には どうしても優先順位というものが 必要になってくる。時間とエネルギー、私には+お金を どのように振り分けていかなければならない。これをしっかりしておかないと 人生は焦点を欠いた メリハリのないものになってしまう。(断捨離は 必要。その分を 価値ある部分で 消化したい!)
                           などなど!




 一市民ランナーとして ここまで 克明に 赤裸々に 自分と走ることに ついて 書かれた本というのは 未だに 巡り合っていません。選手だった人や それに近い存在の人が 書かれた本 というのは いっぱいありましたが 一市民ランナーとしては 僕らと同じで ほとんど同じ扱いだということで あくまでも 考え方や思いや見方が いい表現ではないかもしれませんが 上から目線ではない のがこの本のいいところではないかと思います。



 


 ちょうど 私が 走り始めた5.6年前 Number Do というスポーツ雑誌の増刊号で 村上春樹さんのインタビューと特集が 組まれていて この本のことを知りました。使っているシューズやサプリのことや 親しみやすい質問コーナーまであり なんとなく 未知なるランニングに 楽しんで 入っていけたのではないかと思います。


 大げさですが 走るという単純な行為が 生きている上で 生活している上で どんな意味があるのか?なぜ 走らなければならないのか?学校でも 仕事場でも 友達も 誰も教えてくれないことが 自分にとって 明確になった様な気がしました。それまでの45年間で 思いもしなかったことで 運動も全く何もしていなく あらゆることに 嫌気をさしていて 生きることに おっくうになっていた自分に わずかな光があたった そんな気がしました。ちょっとした転機だったのかもしれません。


 もうこうなったら 死ぬまで 足が 立てなくなるまで 走ろうと思います。どうなるかわかりませんが。70歳代の部門で 3位で 賞をもらうのを 目標にして!村上さんは 1年に1回のフルマラソンと決められているみたいですが 私は 一年に フルは 4大会目標です。できるだけ色々なところがいいですね。笑!



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