ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

名盤<お城のビル・エヴァンス>を聴いて!


  今回は ジャズの話で ジャズピアノの最高峰 ビル・エヴァンスを 取り上げたいと思います。
 1980年に 亡くなるまでの51年間に 数多くの作品を残してきました。その中でも 私が 特に好きなのが この<Bill Evans At The Montreux Jazz Festival>という名盤中の名盤と言われている1968年録音のライブ盤で 俗に <お城のエヴァンス>として親しまれております。


 このジャケットは スイスのモントルーにある 古いお城ということで 一瞬 薄気味悪い建物やなあ!と 思いますが 気にしない!気にしない!ひとやすみ!ひとやすみ!(笑)ジャケ買いは まずないしょうが?!


 スイスで今でも 毎年行われている 世界有数のジャズ・フェスティヴァルの中で 会場となったナイト・クラブのカジノ・ドュ・モントゥルーでの録音で 音響効果の素晴らしい会場だったのも幸いし 最高にかっこいいパフォーマンスを 収録された録音として ビル・エヴァンスの代表作の一枚となっております。


 メンバーは、ビル・エヴァンス (p)、 エディ・ゴメス (b) 、ジャック・ディジョネット (ds)のトリオ。冒頭 アナウンスで フランス語で メンバーが 紹介されたあと <One for Helen>が 始まります。このMCが ないと 聴いた気がしないと 言われるほど インパクトがあり いい感じです。<A Sleepin' Bee>、マイルスの<Nardis>と続き 私が 一番気に入っている ソロによる<I loves you Porgy>、これもマイルスで有名で 激しい<Someday My Prince Will Come>、ラストは、<Quiet Now>で 幕が 閉じられます。


 私が持っている 中山康樹さんの「ジャズの名盤入門」という本の中で エヴァンスの魅力は リリカルなタッチや繊細な表現以上に そのかっこいいフレーズにある!しかも 独特のタイム感がある。と言っています。黒人のノリとは 少し違い 白人特有のタイム感みたいなもんが 私にとっても かっこいいと思います。リリカルな感じの中 常に 説得力があり フレーズが 決まりまくる そんなかっこよさも 私は 大好きです。


 もちろん この番と並んで名盤と言われている<ワルツ・フォー・デビー>や <Moonbeam>も同じことが 言えると思います。ギターリスト、ジム・ホールとのデュオ作品<Undercurrent>は 何度聴いても ぞくぞくさせてくれます。


Bill Evans Trio - Porgy (I Loves You, Porgy)






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