ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

快適音楽ディスク・ガイド『音楽の架け橋』



 NHK-FMの土曜の朝 9時から オンエアーされている 長寿番組で ギターデュオ、ゴンチチのふたりによる<世界の快適音楽セレクション>は 選曲が ジャンルは全く関係なく 今でも たまに 楽しく聴かせてもらっています。一応 本日のテーマが ありますが その解釈の仕方も いい加減で面白く クラシックの後 テクノやジャズが かかったり 植木等の後に アフリカの民族音楽や 昭和の歌謡曲がかかったりと 突然の意表を突かれ 笑ってしまいます。そんな番組の最後の方で たまに トピックスの新譜紹介のコーナーで登場するのが この快適音楽ディスク・ガイド『音楽の架け橋』を 書かれた 渡辺亨さんというわけです。


 いつも紹介されるのは ほとんど名前の知られていないミュージシャンを多く 初めて耳にする音楽が とても新鮮で 楽しみなひと時でした。番組の選曲も 携われているということで 世界中の様々な 気持のいい音楽を 熟知されていることに 感動してしまいます。

 

 その渡辺亨さんのこのディスクガイドには 国籍、人種、時代、地域など <世界の快適音楽セレクション>のように 音楽のジャンルに関係なく 世界中の色々な快適音楽が 333枚も紹介されています。1ページに 3枚あげられいる ジャケット写真を 観ているだけでも 楽しくて どんなサウンドなんなんだろうか?と 興味を持たせてくれます。


例えば こんな感じで 紹介文は 読んでいて しんどくない程度で ちょうどいい感じで ここでも 快適さ が 感じられます。

 


この333枚の中で 聴いたことのあるものは せいぜい1割程度で その他は まるで 聴いたこともない名前で 存在も全く知りません!


それらの音楽を聴く時 頭の中の好き嫌いや 先入観を 一切捨てて 真っ白な状態になる様に 心がけています。いつも 音楽の選び方とは また違った感覚ですので とても新鮮で 実は 自分は こんな音楽が 好きだったのかとか 知っているけれど 改めて聴いてみると また違った感動が あったりとか。で 楽しめてしまいます。


音楽は もともと字の如く 音を楽しむもの!中には ストレス発散するものや 踊るもの 真似るもの などなど 色々な使用法がありますが 一般的なのは 気持ちよくなるためのものだと思います。その気持良くなるための 音楽を探し出すのひとつの提案が この本なんだという風に思います。


実は 前回のレンタルしたCDも 半分くらいは このガイドから選んでみました。実際聴いてみて さすが 渡辺さんの耳は 確かであったと 断言できます。


その中から 90年代初頭のクレイヴ・ストリートが プロデュースしたカサンドラ・ウィルソンの一連のアルバムの中で ギターを弾いていたブランドン・ロスが発表した<Costume>をあげたいと思います。ぽっかりと空いた空間も 音の1つだ みたいなニュアンスがあります。適当な映像がなかったので ボブ・マーリーの曲を 弾いているライブを アップしておきます。ブランドン・ロスが 空間系の素晴らしいギタリストだということが お分かりになると思います。かっこいい空気でしょ!


Cassandra Wilson - Redemption Song - Live


まだまだ 聴いてみたい音楽満載のこの本ですが いつか 自分もこんな本を 作ってみたいなあ と 思うようになってきました。自分が気に入ったほとんど知られていない音源を 聴いた人が 感動して それをまた 好きな誰かに伝えていくのは やはり 面白いものです。


自分の音楽探しの旅は まだまだ 続きます!!

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