ちょこっと感動日記

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ドーハの歓喜!サッカーU23日本 五輪出場決定!


 


2016年1月26日 カタールのドーハにて 23歳以下のサッカー日本代表が オリンピック・アジア最終予選の準決勝で イラクと対戦しました。1-1で迎えた後半アディショナルタイムの93分にDF⑦原川が決勝点を挙げ、勝利した日本が 6年連続でオリンピック出場権を獲得しました。


 対戦相手のイラクと カタールのドーハで 決めなければ後がないという試合を考えた時 思い浮かぶのが 1993年10月28日、アメリカW杯予選を戦っていた日本代表最大の悲劇と言われるドーハの悲劇です。もう20年以上もたっているのですが 悔しくて 忘れもしません!はたして 日本は 成長したのかな?という思いもありました。


 この試合に勝つと 2位以上が決まり 権利を得ることができるという設定での対戦は お互いのチームに 緊張感があり 白熱した 大変面白いゲーム内容でした!


 準々決勝のイラン戦の時も そうでしたが 個々の能力の高さが 他のアジア勢とは違い安定して ゲームを支配されていた時間が長く 苦しい展開のゲームでした。特に右サイドから えぐってくるMF ⑩アリ・ヒスニ・ファイサルや左のMF⑦アムジェド・ワリード・フセインは 危険な存在で ひやりと 何度したことか。


 勝てない世代と言われていた この世代のチームを率いる手倉森誠監督は、イラン戦のスターティングメンバーから4名を変更し、MF⑱南野拓実、DF⑥山中、DF⑬奈良、そして負傷明けのFW⑨鈴木武蔵を起用。大阪人の私の楽しみとして セレッソ大阪から 現在は オーストリアの1部リーグ、ザルツブルクで活躍している⑱南野に 期待していました。


 ゲームは 始終押し込まれていた日本が、最初のシュートで先制に成功します。26分、左サイドを突破した⑨鈴木が、中央へグランダーのクロス。走り込んだ久保裕也が滑り込みながら右足で合わせて、ゴールネットを揺らします。しかし日本は43分、セットプレーからイラクに同点ゴールを許すします。前半はこのまま1-1で折り返します。





  後半に入って お互いがチャンスを作るものの、得点まで至らず膠着状態が続きます。日本は68分、足をつった鈴木を下げてオナイウ阿道を投入。78分には⑪久保を下げて 日本の切り札浅野拓磨をピッチに送り出します。この時間帯に 点を取った方が 勝利するだろうと思っていましたので ハラハラドキドキでした。サッカー・ファンにはたまらないところです。


 このまま延長戦に突入するかと思われた後半アディショナルタイム、やりました!そして期待の⑱南野から右サイドからクロスを供給。相手GKに弾き返されるが、クリアボールを拾ったMF⑦原川が、エリア手前中央で左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺しました。試合はこのまま終了し、日本が2-1の勝利。決勝進出で2位以内が確定し、6年連続の五輪出場が決まった瞬間です。





【スコア】
U-23日本代表 2-1 U-23イラク代表


【得点者】
1-0 26分 久保(日本)
1-1 43分 スアド・ナティク・ナジ(イラク)
2-1 90+3分 原川(日本)


サッカー解説のセルジオさんは、
「アジアで弱者のサッカーをしなければいけなかった状況をどう考えるか。世界のトップレベルを目指す戦いをするのであれば、このやり方でいいのかという宿題は残ったよ」
というように まだまだ 課題は 山積みですが 一つずつクリアしていって 真の強いチームに なっていってほしいです!



日本は、30日に行われる決勝でアジア王者の座をかけて、対戦する相手は 韓国に決まったそうです。久々の日韓戦が 決勝の舞台で観られます。アジアの中で お互い一番のライバル対決は 緊迫した面白いゲームとなり 日本が勝利してくれるよう 応援しましょう!(スコアは 3-2で 日本勝利なら 最高です!!)


PS;27日のニュースでは、私が一番期待していると言っていたMF南野拓実(ザルツブルク)が所属クラブからの要請によってオーストリアへ帰還することとなったしまった。という発表が ありました。韓国代表にも FWファン・フィチャンというザルツブルクでの僚友がいるのだが、彼もまた一緒に帰国することとなった。これには南野も「ここに来る前は『日韓で当たったら絶対にこっちが勝つ!!』と、お互いに言い合っていましたけれど、いざ(日韓が)戦うとなったら一緒に帰ることになってしまった」と苦笑い。しているそうな!


残念だが 仕方ないか!<笑>
 

冒頭の画像は いつも読ませてもらっている<サッカーキング>さんより お借りしました。失礼しました!


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