ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

音楽のこと④ ~井上ケン一


レイジー・ベイビー・ケニー(紙ジャケット仕様)
レイジー・ベイビー・ケニー(紙ジャケット仕様)
アーティスト:井上ケン一
レーベル:マスクラット
発売日:2007-03-21
カテゴリー:ミュージック

少し前の3月23日 京都にある中古レコード屋(?)さん エンゲルス・ガール に 井上ケン一さんが ライブをするというので 足を運んできました。ケニーさんといえば 久保田麻琴と夕焼け楽団、サンディ&サンセッツなどで センスがかっこよく つぼを突く ゆるゆるギターを 弾いてきた 職人ギタリストで 日本のエイモス・ギャレットなどと 言われたりしている 知る人ぞ知る人であります。 


 もう20年くらい前に 初めて見たときの ケニーさんは 有山じゅんじさんと金子マリさんとのトリオで 本当に いいタイミングで なんて気持ちのいいギターを弾く人なんや!と思いました。


 それから手に取った1976年に 発売された唯一のアルバム<Lazy Baby Keni>には ゆるゆるの曲と一緒に いいギターが 詰まっています。<A列車のラグ>や<パイヤ・サンデーラグ>などは ちょうどギターを 習い始めた頃 よく練習した記憶がありますが むつかしかったです(笑)。


 ライブでは このアルバムが中心で スタンダードや お客さんで来ていたピアニカのプレーヤーとの<ジョージア・オン・マイ・マインド>やんかも 飛び出し 楽しいひと時でありました。


今回のアップロードでは 増田俊郎さんと二人でやっている レイ・チャールズが歌っていた<The Lucky Old Sun>を やっています。ソロでは ケニーさんの ギターのカッコよさが きっと わかってもらえると おもいます!!

増田俊郎AND井上憲一



 



本のこと① ~宮本輝

  

骸骨ビルの庭(上) (講談社文庫)
骸骨ビルの庭(上) (講談社文庫)
著者:宮本 輝
出版社:講談社
発売日:2011-12-15
カテゴリー:本

宮本輝さんの小説とは 長い付き合いになっています。25歳ぐらいの時 <幻の光> という短編集と呼んで以来 <泥の河> <蛍川> <道頓堀川>の川三部作や <錦繍><ドナウの旅人><海岸列車>などの長編もの、 まだすべて読んでませんが 宮本さんのライフワーク<流転の海>は 第八部まで出されるようです。僕にとって 宮本輝さんの 魅力は 決して 幸福であるとは言い切れない生い立ちの人間が なんとかして 少しずつ 幸福を 手に入れていき また それが 無くなり また それを 手に入れようと向かって進んでいく みたいな 常に元気にさせてくれるところにあります。


 長い間 輝さんから 遠ざかっていましたが 最近 <水のかたち>を読み 登場人物の数多い魅力に 酔ってしまい 人間て いいもんやなあ と 錯覚してしまい なにか ほんの少し希望を いだいてしまうように なってしまいました(笑)これが 現実ならいいんだけれど みたいな。そして 次に読んだのが <骸骨ビルの庭>で 戦後 幼い頃に 親に捨てられた 孤児達を 二人の男が 育て上げるという感動的な物語です。ここにも 熱い人間関係や人情 人間の良さ くささ いやらしさが 描かれていて えらくいい小説だなあと 感動しました。


 ここ何年か 芥川賞の選考委員をやられていますが 宗教的な立ち位置で 続けるのは おかしいのでは?という意見も あるみたいです。でも輝さんの書く物語こそ 人間が生きていくうえで 必要な 心の芯のようなものが 人間を幸福にする力なんかなあ と考えさせら これからも 今の日本人に忘れかけている何かを 訴え続けていってほしいです。


 


 


音楽のこと③ ~セロニアス・モンク


ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック 完全版
ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック 完全版
アーティスト:セロニアス・モンク
レーベル:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2001-06-20
カテゴリー:ミュージック



 昔バンドを 組んでいた頃 数少ない友達の一人に モンク好きのピアニストがいて <Blue Monk>という曲を よく聴かせてくれました。モンクの曲は どの曲を聴いても どこか変で なんか重々しく ピアノも それほど繊細という感じはしないのですが 個性としては 強烈で スタンダードになっている曲も 多いようです。一度 その個性を 好きになれば 抜けれなくなるようで 何回も聴き入ってしまいます。何て言ったって <’Round Midnight>を 作った人ですので。


 モンクのCDは 3枚持っていて ピアノソロの<Alone In San Francisco>には<Ruby My Dear><Everything Happen To Me>などの はっきりとした メロディの名曲が 入っている曲が 多いし、 コルトレーン、コールマン・ホーキンス、アート・ブレイキーが参加している<Monk's Music>には 白熱したセッションを 聴くことができます。


 今回のこの<Genius of modern music>は 1947年に Blue Note から出たもので 半世紀以上も前の録音であるんですが まったく色あせてはいません。一曲目は<’Round Midnight>。いろいろな人が やってますが マイルスのミュートが たまらないバージョンと 同名の映画で ボビー・マクファーレンが ミュートトランペットを ヴォーカルで やっていたバージョンが 印象に残っています。ほか <Ruby My Dear><April In Paris><Epistrophy>のスタンダードも いい味出しています。
 


   村上春樹さんの<ポートレイト・イン・ジャズ>を 読んでいると このピアノの音こそジャズなんだと 思う時期があった などと書かれていて 変に納得したりしました。 時より飛び出す不協和音なんて 気にせず むしろモンクらしいと 愛情とやさしさを もって 聴いていると 本当の大人になったみたいな気になります。


'Round Midnight - Thelonious Monk (1947)




マラソンのこと③ ~池田・猪名川マラソン


  寒いのは お水取り終わるまで と 寒さを辛抱する時のあいさつみたいな言葉で よく使いますが 今日が その日で 待ちに待った 池田・猪名川マラソンの日が やってきました。


 この大会のいいところは 年齢、性別、早い遅い は ほとんど関係なく 距離によって いっせいにスタートします。今日参加したのは 猪名川沿いの河川敷を 2.5キロで 折り返す広大な景色の気持ちいい5㌔コース。  


 僕たちみたいなおっさんの他に 約7割ぐらいの 中高生が 参加していて しのぎを 削りあいます。これがまた おもしろく 抜いたり抜かれたりの連続で デッドヒートしてきて 走っている中で こいつだけには 抜かれたくないとかの 抜かれたら くそ~ と思って また抜き返したりしてしまいます。自分が おっさんであるという事実を 完全に忘れているのです(笑)ラストの100メートルぐらいで 少し後ろに 走っていたすごい声援を送られていた高校生の女の子に とうとう抜かされてしまいました。が 残り10メートルぐらいで 抜き返して ゴール。なんで 高校生の女の子にむきにならなあ あかんねん と思いましたが(笑)これが なんと 自己新記録の19分19秒になりました。篠山マラソン以降 2週間は まったく走っていなくて 体を ただただ休めていただけなのですが びっくりです。


 インスタントラーメン発祥の街 池田市には 日清食品とダイハツがあり 実業団の選手も来られていましたし、参加賞には チキンラーメンが 入っていたところも アットホームで 良かったと思います。また 来年も 参加したいなあと 思いました。明日から また 19分切り目指して 練習したいと思います。Let’s Run!!



音楽のこと② ~忌野清志郎


冬の十字架
冬の十字架
アーティスト:忌野清志郎 Little Screaming Revue
レーベル:Swim Records
発売日:1999-09-22
カテゴリー:ミュージック



  実は 高校生の時から 清志郎の音楽は 特別に好きということもなく むしろ避けていた方で 苦手な音楽でありました。高校生の時は もちろんオーティス・レディングも ソウルミュージックもブルースも 知らないし RCサクセションも <雨上がりの夜空に>トランジスタラジオ><スロウバラード>の良さも わかりませんでした。ただただ見かけだけのカッコよさや 人気があるか ヒットしたかどうか などを 気にして 音楽を 選んでいたと思います。それも 洋楽に限ったことで 日本人のアーティストは ’偽物’ と決めつけていました。
 それから 何十年かの間 いろいろなタイプのブルース(たとえば BBキング、ロバート・ジョンソン、アルバート・キング、フレディ・キング、バディ・ガイ、ジョニー・ウインター、エリック・クラプトン、ジャニス・ジャプリンなど)を 聴いてきて ブルースというのは 人間の心の中の こらえきれない悲しみや想いを 誰かのためではなく 自分のために 歌うものだということが やっとわかったような気がしました。清志郎が 日本語で歌っていた歌も まさしくブルースだということに 気ずいた時から 清志郎が 大好きになり 今でも よく聴いています。

 中でも CD<冬の十字架>には 自虐的な<人間のクズ>やパンクでやっている日本国歌<君が代>、<こころのボーナス>が 入っていて 仕事後の ストレス解消時にも効果があり(笑)私の名盤になっています。
 


2009年 5月2日に天国に召されましたが 魂は いまだに 心に生き続けていると思います。愛し合ってるかい!

人間のクズ 忌野清志郎 Little Screaming Revue