ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

映画<パピヨン>を 観て!


 先日の<ディア・ハンター>に続き もう一度 観てみたくなった古い映画<パピヨン>を レンタルしました。(7泊8日で なんと 80円!ツタヤさん ありがとう!)私が中学生の時は 貸しレコード店なるものができたばかりで もちろん レンタルビデオもなく 映画を観るのは 映画館に行くか TVで見るしかありませんでした。
 TVでは スティーヴ・マックイーンの映画が よくやっていて  楽しみにしていました。<大脱走>、<栄光のルマン>、<砲艦サンパブロ>、<華麗なる賭け>、<荒野の七人>、<砲艦サンパブロ>、<ゲッタウェイ>、<タワーリング・インフェルノ><ハンター>など。この<パピヨン>もその中の一つで 共演者が ダスティ・ホフマンという2大俳優の1973年の共演作で 刑務所ものの中でも 特に好きな映画です。
 



 
 舞台は 南米 フランス領ギニアにあるサン・ローラン刑務所。パピヨン(スティーヴ・マックイーン)は 偽札作りの天才ドガ(ダスティン・ホフマン)と 何度も 脱走をしては 捕まり 独房に 入れらます。光のない暗闇の独房や 食事が半分といった ひどい仕打ちがあろうが ゴキブリやムカデを 食べてまでも なんとか 生き延びようとします。精神的にも ぼろぼろになり 幻覚が 現れた時 やっと別のところに 移されることになります。そこは 島の周りはサメと激流に取り囲まれているため、脱走不可能な断崖絶壁の島。それでも パピヨンは 絶対 脱出できると あきらめません・・・・・
 



 
 映画として すごく地味な映画で 刑務所の悲惨さや 人間の極限状態を描いて 重厚な感じがしますが 何が起ころうと 常に自由を求め 絶対最後まで あきらめることなく 生きていこうとするパピヨンの生き方に すごく憧れを感じます。
 
辞書で <自由> を調べてみると


自由《freedom》
哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。


まさに 主人公が 求めているものが 自由だということが 伝わってきます。そして 必死にもがいて なんとか生き延びようとしている主人公の姿は 勇気を与えてくれます。 
 
中学生当時 母からの影響もありましたが 今になって 思えば スティーヴ・マックイーンの出ている映画には シチュエーションは違えど 常に 自由を求めて 闘っている姿が 私にとっては すごく印象に残っています。


私も スティーヴ・マックイーンのように 決して満足することなく 常に 自分の自由を求めていく人間で あり続けたいと 思いますが 果たして どうでしょうか?




 
  
 
 
 
 
 
 

 
 


 
 
 
 


 












サッカー・ワールドカップ最終予選初戦 日本vsUAE 

 2016年9月1日 ロシアワールドカップ 最終予選の初戦 日本対 UAEの試合を TVで観ました。日本、オーストラリア、UAE,タイ、イラク、サウジアラビアの6チームが ホーム&アウェーで 2年にわたって戦い 上位2チームが 決定し 3位がプレーオフで決まるというものです。この予選の初戦を落としたチームは 過去のデータから見ると 100%出来ないということで 絶対に勝たないといけない試合でしたが・・・・・


 結果は ④本田が言う ’最悪のシチュエーション’ でした。2-1で 落としてしまいました・・・・・




 ゲームの前のイレヴン紹介の時に 審判団の国籍を見た時 何か嫌なものを感じました。4人とも カタール人で 中東やんと。審判は 同じ地域から出さんのとちゃうの?と。
その予感は 現実になってきます。⑲酒井宏樹が イエローを もらったところから 同じように 日本がやられても 取られないところ 取ってきます。そして A代表初出場のボランチ⑦大島が なんでもないところを取られPK。さらに ⑪宇佐美は 倒されても PKにならなかったり 極めつけは ⑱浅野のシュートは 真横の映像からは 入っているのに ノーゴールになったりと。ハリル監督も言っていた 受け入れがたい判定が 続出してしまい ちょっと しらけた感じになってしまいました。 
 
 アウェーで 中東の国とかの遠征は ふがいない判定はよくあって それも含めて アウェーという気持ちで 臨むのが 本望と思うのですが ここは ホームの埼玉やんか~




 今日の日本は いつもどおり 細かいパスをつないで ボール支配率は7割近くあり コーナーキックもシュートの数も 圧倒していましたが ここぞというところが 決められず 小さなミスも 数多かったように感じました。2か月間も 合宿をして チームを 固めてきたUAEに 4日の練習しかできなかった日本は やはり 劣っていたのでしょうか。そんな感じがします。
 



 
 
 そんなことばかり言っていても ワールドカップには いけません!本田が言うように 残りの9ゲームを すべて勝つつもりで いかないと 行けないと思います。次は 9月6日のアウェーでの タイ戦。確実に 勝ち点3を取り 最後まで 望みを つなげてほしいと思います。
 
 







幻の名盤 Renata Mauro<Ballads>を聴く!



 今回は イタリア・ジャズ・ボーカルの秘宝的アルバム、幻の女性歌手レナータ・マウロの<Ballads>というCDを 知り合いから聴かせてもらうことができましたので 紹介したいと思います。


 このアルバムは 1971年頃の録音で 全編が スタンダードのバラードばかりで よくまとまっていて 落ち着いて聴いていられるような安心感が 漂ってきます。バックは ピアノとストリングスが少々入るのみのシンプルな構成で 少し低い艶のある深い味わいのあるヴォーカルが 魅力となっています!



 以前 紹介した<快適音楽ディスクガイド>の中で シンガーの畠山美由紀さんが 紹介されていたのを読んで 興味を持ち始めたのが 最初でした。ジャケットのたばことウイスキーのグラスを 手に持ち モナリザの様な 微笑みをたたえた彼女のポートレート風の写真。を見て これは きっといいアルバムに違いない!と 思いました。


 実際聴いてみると イタリア人なのに 英語でしっかりと歌っていて さりげなく したたかに みたいな感じで 私自身も 大変気に入ってしまいました。聴く前には アン・バートンに似てる と言われていて なんとなく納得しました。


選曲も 全編バラードのアルバムに ふさわしい曲になっております。ビートルズの<Yesterday>、バカラックの<Alfie >、<It Never Entered My Mind >、<I Get Along Without You Very Well >などの 私のフェイヴァリットなスタンダードも 含まれております。これからも 末永く 聴き続ける予感がしてきました。




Renata Mauro<Ballads>


1.Is That All There Is
2.Yesterday
3.Something Cool
4.You Go To My Head
5.Easy Living
6.Alfie
7.One For My Baby
8.My Man
9.It Never Entered My Mind
10.I Didn't Know What Time It Was
11.I Get Along Without You Very Well
Recorded in 1969 or 71



どんな感じか 聴いてみてください!


        ↓↓ ↓↓





Renata Mauro - It Never Entered My Mind




ねえ!いい感じでしょう!それでは!

<ユダの覚醒>を読んで!


 またまた こんな本 読みましたよ~ という感じですが お許しください!(笑)
 
 たまに行く 古本屋で 面白そうだったので 読んでみることにしました。上下巻で 800ページぐらいある長編です。スリリングで 早い展開のストーリーは このうだるような暑さを 忘れさせてくれるのには もってこいです。原作は ジェームス・コリンズ。アメリカ秘密情報機関FBIの中の組織シグマフォースの シリーズもの3作目の<ユダの覚醒>は 歴史的事実に基づきながら、最新の研究や科学技術で 構成したストーリーで アクションシーンが 入ってくるという 面白くて ページがどんどん進んでいきます。 


 ヴェネチャの冒険家 マルコ・ポーロが 1295年に 当時の中国の元から 故郷までの旅行記を <東方見聞録>として 出版しました。元から出発する時 14隻と600人の随行者が いましたが ヴェネチャに 着いた時には 2隻と数十名の乗組員だけで ありました。この時の航海で 一体何が起こったのか 記されず 謎のままです。



その<東方見聞録>の失われた章に記述されていた病原菌(ユダの菌株)について テロ集団<ギルド>とvs<シグマフォース>の構図で 科学的に追っていくストーリーと 歴史的に追っていくストーリーが 交互に スリリングに展開していきます。


ユダの菌株とは 一言で言うなら ゾンビ化するウイルスで 免疫として 人間の生血が使われるのでした。 他に シアノバクテリア、ジャンクDND,アカガニ、人喰いイカ、人喰い人種 等 科学には 全く無頓着な私でさえ 興味が そそられる言葉が 飛び出してきます。最後の著者のあとがきには 事実かフィクションかの 解説があり その関連を はっきりさせているのも この本の面白いところでした。
 
そして 桑田健さんの見事な訳が ますます物語を 面白くさせているような気がしました。原文は どのように描かれているか わかりませんが まるで 訳さずに 日本語で書かれた小説のように 自然な感じで 読みやすかったです。 


シグマフォース・シリーズは 他に 3ストーリーあるようなので また読んでみたいと 目論んでいます!


  


リオ五輪は 閉幕しましたが 金を含め メダル数は すざましかったですね!本当に 4年後の東京に 弾みがつきました。柔道、レスリングの格闘技以外でも 体操やバドミントン、卓球,水泳も お家芸化しそうな雰囲気で ますます楽しみになってきます。陸上でも 400Rの銀メダルは 奇跡に近かったのではないでしょうか。素晴らしかったです。男子マラソンは 途中からのスピードの上げ下げでの駆け引きに 対応できるように 4年後に 期待しましょう!絶対出来ると 信じております!



夏は サルサが 最高!

 夏は どこに居ても やっぱり暑い!!私の勤務地の 大阪の豊中市は 日によって 38度を記録し 日本一気温が高くなる日もあります。なんか身体中が 南米の音楽、サルサを 求めているような気がしてきて 通勤時 この熱い音楽を 聴いてます。何かスコーンと 抜けるような感覚に おちいり とても気持ちがいいです!


 サルサは 主に キューバの音楽で スペイン語で 歌われます。少し前に キューバの長老ばかりで 作られた <ブエナビスタ・ソシアルクラブ>が 世界的に大人気となりました。その時 キューバの音楽って いいなあ!と思ったのが 最初です。


ポルトガル語で 歌われるサンバやボサノヴァなどの ブラジルの音楽も最高ですが 濁音が多いので 何か怒っているように 聴こえてくるスペイン語の響きも 大好きです。どちらも 何を歌っているのか わかりませんので 音楽だけの話ですが。 


 その中での 一番のお気に入りは キューバの国民的サルサバンドである<ロス・バンバン>。結成が30年以上にもなるスーパーダンス・バンドです。イギリスでいうなら Rolling Stones 。日本でいうなら サザン・オールスターズと言ったところでしょうか!




1999年に 結成30周年記念で 発売された<Llego...Van Van>というタイトルのCDは 第42回グラミー賞を受賞した99年の名盤で ダンサブルな曲がいっぱい入っています。その中で 最高にかっこいい ラストナンバーの この曲を 是非 聞いてみてください。サルサとは どんな音楽か わかっていただけると思います。 ↓↓


Havana City - Los Van Van





 もう一人 ソウルとサルサとファンクが 融合したようなサウンドが 素晴らしすぎるジョー・バターンを あげておきます。
レンタルCDで なんとなく借りてきたものが こんなに素晴らしい音楽で 生きていて よかった!と 初めて聴いた時は 思いました。




ドゥワップ・グループでキャリアをスタートさせた生粋のストリート育ち N.Y.ラテンきってのファンキー・ガイ JOE BATAANの73年のの最高傑作<SalSoul>は <Latin Strut>や、ファンキーなインストナンバー<Aftershower Funk>などを収録したラテン・ジャズ~ファンクを代表する最高の一枚です!


こんな感じです!↓↓
JOE BATAAN- MUCHACHO ORDINARIO


 サルサというより ソウル・ミュージックの方が 近いかもしれませんね。けどファンキーさは 病みつきになりそうです!
 ジョー・バターンは いろいろと 調べていると なんと10月には 東京だけの来日公演があるそうで 観てみたいなあ と思います。


 一昔前 日本のサルサ・バンドで オルケスタ・デラ・ルスがいて フェスで 見たことがあるのですが リズムの激しさと乗りの良さが 印象に残っています。サルサは 今は 主流では ありませんが いつか かっこいいバンドが 出てきて 日本にも はびこってほしいなあと 思いますが どうでしょうか?