ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

サッカー・リオ五輪① 日本vsナイジェリア



 とうとう やってきました。準備が 間に合わないとか 治安の問題で 不安視されていた リオディジャネイロ・オリンピックが ついに 開幕されました。


 色々な競技がありますが 陸上競技とサッカーは もちろんのこと 水泳、バレーボール、柔道など 普段あまり 見ることがない競技も 出来るだけ見て 熱い思いを感じ 勇気と元気をもらいたいと思います。



 開幕日の1日前の8月5日に サッカーが ありました。相手は アフリカ予選一位のナイジェリア。結果は 5-4の黒星発進!


 ナイイジェリアは 試合当日の7時間前に やっと到着し サブのメンバーも 7人が 入れるところ 5人しかいません。資金が うまく回らず 飛行機の手配が うまくいかなかったとかで。おいおい 大丈夫かいな?と思いきや 試合が始まると やはり 身体的な 特徴を生かし 優位に 展開してきます。身長が 高い上 足が長く 少し足を 伸ばして ボールを とっていきます。その辺で 日本は まず 負けていました。


 パス回しでは 日本は いい線いっていたと思いますが 4バックの4人が 各4人とも 致命的なミスで 4点を 失いました。もう1点のPKは 仕方がなかったかな?と 思います。合計5失点。


 攻撃陣は 良かったと思います。精度は いまいちでしたが 日本の武器である 細かいパスワークには ナイジェリアは ついていってなかったです。⑬興梠の落ち着いて決めたPK、⑱南野拓実、⑪鈴木武蔵の落ちといて決めたシュート、④藤春からのセンタリングに合わせた⑯浅野の4点は 素晴らしかったです!



 ナイジェリアの⑩ミケルは オーバーエージで 入っていて 動きに 鋭さはないのですが 引いて守る時 押し上げて 攻める時など チームの要としての役割を 正確に こなしているようでした。これに対して もう少し冷静に 対応し やるべきことを 正確に 対応していたら 5点も 獲られなかったのではないか と悔やまれます。攻撃陣が 良かったので 勝てる試合だったと思いました。


 はやり 大阪人なので ガンバ大阪から出ている 左サイド④藤春の運動量と上がり、右ウイングの 元セレッソ大阪(元オーストリア・ザルツブルグ)の 個人技の⑦南野拓実の 活躍を 期待しています。





 次の試合が コロンビアですが ナイジェリアよりも 早いパス回しと 身体能力が高い 個人技で 苦戦が 予想されます。守備面で 出来るだけミスはせずに 確実に 攻撃の芽を摘み 前を向いて プレーできることを 期待しています。次負けると もうそれで 五輪は 終わってしまうので 何としてでも 勝利し 勝ち点3を ゲットして 3戦目のスウェーデン戦に 備えてほしいですね!
 


熱くなりすぎた 五輪サッカーでした!


最後まで 読んでいただき ありがとうございます!






<絶望名人 カフカの人生論>を読んで!



  なんじゃ こりゃ~!(笑)表紙も どこか重々しいし すごいでしょ!このタイトル!絶望名人というのに 驚かされた フランツ・カフカのなんとも 不思議なタイトルの本を 読んでみました。え~!世の中 こんな人もいるんだ!自分自身を そこまで 悲観的に 思わないでもいいんじゃない!そこまで ひどい状態なのでは ないんじゃない?そこまで 絶望しなくても 良くなることも あるんじゃないの?と 普通の人だったら 考えないような心配をして 絶望してしまうフランツ・カフカ<絶望名人 カフカの人生論>には 悲しいけれど 少し笑ってしまう!どこか逃げているようでいて 実に素直で 奥深~い魅力が 詰まっていました。



もちろん あの<変身><審判><城>などの名作で 有名なフランツ・カフカさんなのですが 現在残っている日記やノート、両親や恋人、友達に送った手紙の数々から いかにネガティヴだったかを 拾い集めて 一冊の本にされました。あまりにも 絶望的で かえって笑ってしまう言葉でいっぱいです!


 今 本屋さんに行くと ポジティブ・シンキングの本が いっぱい並んでいます!今ある現実を 考え方次第で 良くなったり いい方向性を考えたり どれだけポジティヴに とらえることが 出来るか?を 謳っています。(前向きに 考えることは 本当に大事なことですが)けれど 読んだ人 実行に移した人全てが 本の通りの 夢をかなえられるわけもありません!もし なれるんであれば みんな ウォルト・ディズニーや スティーブ・ジョブズになっていますよね!


 絶望の名人カフカは 全く反対で 誰よりも落ち込み 誰よりも弱音を吐き 誰よりも前に進もうとしません!この本を読んでいると 自分は ここまで絶望しては いないんだけどなあ!と いう気持ちになってきます。なので 素直に 耳を傾け 納得することができてしまうのです。


 どれほど ネガティヴなのかというと 婚約者へのラヴレターで
「将来に向かって 歩くことはできません!けれど つまずくことはできます!一番うまくできるのは 倒れたままいることです!」とか 「ひとりでいれば 何もおこらない!」とか「幸福になるためには 自分の中の確固たるものを信じ それを磨くための 努力をしないことだ」とか。


 私は うれしい時には 明るい音楽を 悲しい時には 癒す音楽を聴く人間なので 決して 悲しい時に 明るい曲を聴いて 気分を変えれる人間ではありません!この本は その考え方で 無理をすると 逆にしんどくなるので やめた方がいいよと 言っているようです!


 フランツ・カフカは 一生独身でしたが 背が高く 婚約者もいました。仕事場では まじめで 上司からも評価されていました。これだけの 絶望名人でも自殺願望も なかったそうです。


 カフカには 性格が 全く反対のポジティヴな のちに人気作家となるブロートという友達がいました。そのブロートが 努力したおかげで 世界中に カフカの名前と作品が 有名になったということです。皮肉な話です! 


 この本を 訳して 編集された頭木弘樹さんは20歳の時 難病になり 一生治らないし 働くことも無理 と言われ 13年間 引きこもりの生活が 続いたそうで その時に 巡り合い 支えになったのが カフカの日記や手紙だということです。もうひとつの解説の解説みたいなものを 山田太一さんが 書いていて これもまた ぐっと来てしまいました。


人は絶望からも力を得ることができるし 絶望によって何かを生みだすことができる逆にポジティヴな考えになれる おっしゃってます! 


この本は 娘が 通っている外科医の先生に 紹介された本で なんかタイトルからして 面白そうなので 読ませて と頼んで 借りた本です。


娘が なぜ 読みたくなったのか は 教えてくれませんでしたが 温かく 見守っていこうと 思いました(笑)



私の名盤 マイルス・デイビスの<DooBop>


 
 暑い夏には 熱い音楽を!ということで 家の近所を ランニングするときに 走るながら 聴いている 最高に ご機嫌な音楽を ひとつ! 


 このマイルスのトランペットの音を 聴いていると 気合いも入ってくるし ついついスピードも 上がりがちになりますが 走るのには もってこいの音楽だと 思っています。


 ジャズ界の帝王 イルス・デイビスの遺作<DooBop>は 最後のスタジオ録音盤で 死後1年後に出ました。 ジャズとヒップホップの融合的な作品で 録音は 1991年。途中で 完成を待たずに 亡くなってしまいますが そのあと 共同制作していたイージー・モービーという人が 仕上げて完成させました。才能がある人だったのでしょう!よくぞ仕上げたくれたという感じで 作品としても 統一されていて 素晴らしいです!


 ラップ/ヒップホップが 徐々に台頭してくる頃 常に新しいサウンドを追い続け 前進と 変化を繰り返したマイルスが 自信満々に ジャズの粋を通り越した 今までにはなかった 全く新しい音として 感じさせてくれたところは さすがです!



百聞は 一見にに如かず!↓ ↓
Miles Davis - Chocolate Chip


ねえ~!熱いでしょ~!!重厚なリズムとペットの音が たまりません!




 マイルスの 星の数ほどあるアルバムを もちろんすべて聴いたわけではありませんが ブラック・ミュージック好きの私にとって このアルバムは 何か特別な思いがする作品の一つで 好きなアルバムです。


さて 今日も 一日 自分なりに 頑張るとするか!














ランニングクラブの真夏の練習会


いや~ 暑いですね!連日 猛暑日で 夏満開! 暑過ぎます!


そんな中でも ランナーにとって 手を緩めることは できません!手を抜くを 秋に 後悔することになってしまうからです!



今週も 土日が休日だったので 所属のランニングクラブの練習会に 2日間参加してきました。大阪では 最高気温が 34.8。いくら 朝の時間帯でも かなりきつ~い トレーニングでした。


何が楽しみで こんな熱い思いをしなければ いけないのか?と 道を 歩いている人は 思っているんだと思います。大阪風にいうと アホちゃうか~!と。(笑)


そんなことは さておき すべては 大阪マラソンで 自己新を出すため!と信じ込み 自分で自分を追い込んでるつもりです!




 土曜日は クロスカントリーの練習になっていて 長居公園の近郊にある矢田公園の1周が約350mのコースを 徐々に スピードを上げながら 20周するという練習です。木々の中コースは 幾分 日差しが 遮られていますが でこぼこの砂利道で 高低差もあり なかなか 苦しいコースです。


速さによって 二つのグループに分かれて走りますが 私は 早い方のAグループ。最初の10周が 一㌔5分ペース。次の5周が一㌔4分半。最後の5周が一㌔4分に スピードを上げていくビルドアップ走です。ちなみに Bグループは 1㌔1分ごと スピードを 落とすというものです。


Aグループに 入れてもらったのは いいのですが 結果は 散々! 14周ぐらいで 徐々に 遅れてきて 付いていけなくなり 離れてしまいました。(とほほ...)
それでも ㌔4分40秒の速さで なんとか 20周を 走り切りました。


監督からは 最後まで 付ていけない人は いつも 同じ所で 落ちてしまうので 1週でも多く付いていき 落ちても ペースは 崩さず 最後まで 走る様に!と アドバイスを もらいました。
まだまだ 努力が 足りんなあ!と。




 日曜日は 長居公園の外周コースを 徐々に スピードを上げて 12Km走るというトレーニング!ちょうど この日の夕方 長居スタジアムで 韓国の人気グループ<BIG BANG>のライブで そのGoodsを 買おうと 2Km近くの長蛇の列が 出来ていて 無造作に歩いている人たちが 沢山いて 走りにくい状態でした。





この中を 縫って走るのは 往生しました!グッズのことに 懸命なのでしょうか?周りは 全く見ていません!まいったものです!


  


金曜日と土曜日で フルマラソンの距離を 走っていましたので この日は 体力的に 無理がありました。ちょうど 半分ぐらいの距離で この暑さと人の多さと 身体が 付いていけず グループに 付いていくことができなってしまいました。スピードを 落として 最後まで 走りましたが 早々と 落ちてしまったのは よろしくありませんでした!!


その日は 家に着くと ぐてっとして 倒れこみ しばらく寝ていました。熱中症のなん歩か 手前だったと思います。やれやれ!


7月中は 合宿もありましたが 走行距離が 214Kmでした。雨と仕事が 忙しかった割には よく走れたんじゃないかと思います。明日は トレーニングを 休んで 身体を 温存したいと思います。


最後まで 読んでいただき ありがとうございます!合掌!

村上春樹<職業としての小説家>を読んで!

 



 図書館で予約して 楽しみにしていた村上春樹さんの自伝的、エッセイ的、ハウツウ的な不思議な本<職業としての小説家>の順番が やっとまわってきました。


 村上春樹さんは 日本も含め 世界中の読者を 魅了してやまなく 毎年 ノーベル賞候補にまでになり その人気ぶりは 一体どこからくるのであろうか?とか 音楽好き マラソン好きという趣味が 私とよく似ているので そこから 小説を書く人と どんなふうに つながっているのか?などなど 色々と 興味がありました。


第1章から第12章まで テーマを 決めて <職業としての小説家>とは いったどういう実態なのか を自ら 語っているのが ほぼ村上さんの ちょっと密度の濃いエッセイになっていて あまりインタビューされるのが 好きでない村上さんが 想定される質問に まとめて大変 几帳面に わかりやすく答えているっていう感じで 私にも 理解できましたし なるほどなあ と納得できることも 多くありました。  


でもこういったテーマ上  自慢話になってしまうことや 独自性が強いあまり あまりにもわがままと 取られてしまう というところは 同じ業界の人たちへのフォローも含め 大変 うまく言い訳していた様にも 感じました。私は この言い訳の部分も はやり村上さんの絶妙なところが 好きなので 嫌な感じは 全くせず むしろ 楽しんで 読んでいましたが。


ものを書く ということに対してに ついても 「時間があれば もっといいものをかけた」というのは 言い訳にすぎず 能力と才能を 絞りきって 書け。言い訳をするな。不満は言うな。という レーモンド・カーヴァーの言葉を 取り上げ この世界でも 生き残ることの厳しさが 伝わってきます。


長編小説を 書いている時には 一人ひとりのキャラクターが 生きていて 自分で 勝手に 歩き始める という部分が 面白かったです。ある意味において 小説家は 小説を創作しているのと同時に 小説によって自らを、創作されている というのには 少し驚かされました。


ノーベル賞文学賞の候補に 毎年上がっていますが 文学賞に対する考え方も 私は うなずけました。小説というものは 独自性のものが買われる芸術なので 距離を置きたいというのが 本音というのです。もちろん 受賞することにとって多少名前が有名になり その他の作品が 普段 本を読まない人にも 読んでもらえる点では いいところがあるかもしれませんが 文学賞によって 自分とは 違った価値観で 判断されてしまうことや 受賞者は 次の世代につなぐ役割を 持たなければいけない といった意見は 自分には 合わないということです。これだけの人が 謙虚に まだまだ 人のことを言う立場ではないし そんな余裕はない。いつ 書けなくなるかわからないので。という危機感を 持って厳しく考えています。文学賞に対しての考え方は 個人の生き方、考え方、事情がありので 一律に 論じることはできない だから 一律に 論じてほしくない ということです。 


こういう本音以外 何物でもないことを よく書かれたなあというのが 一番の印象でした。企業秘密の暴露本みたいな。そんな村上さんの 次の長編が 早く読みたいし なんだかんだ言っても 出来れば やっぱりノーベル賞を 受賞してほしい。と思います。


つたない文で失礼いたしました。最後まで 読んでいただき ありがとうございます。明日もきっといい日になりますように!