ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

ついに首位決戦 C大阪vs川崎F

 


 2020年 J1リーグ 第14節、現在の1位と2位の対決が 8月19日 等々力競技場でありました。1位の川崎フロンターレは J1新記録の10連勝が かかります。一方 セレッソ大阪は 公式戦では ここ3年間 川崎には 負けていません。順位が どうであれ タイトルがかかった試合でも。いわば お得意さんです。


 今現在のJリーグの主流は ハイプレスで 敵陣の高い位置で ボールを奪って 攻撃の幅を厚くして ゴールを 奪いに行くといったシステムのチームが多くあります。ガンバ大阪、浦和レッズ、横浜Fマリノス等々。


 前節 対戦した柏レイソルも典型的で 江坂、仲間、瀬川が トップのオルンガに パスをだして しとめるという超攻撃的なチームでした。そのゲームでは 圧倒的に セレッソは 攻められ続けましたが レイソルの運がなかったのか 精度が いまいちだったのか セレッソのGKキム・ジンヒョンが 好セーブを連パスした甲斐もあり 3-0で セレッソが 勝利することができました。特に3点目は 柿谷曜一朗から 西川潤にパスが出て ループシュートで 初ゴール!ジーニアス・トウ・ジーニアス!というセレッソファンには 涙が出るほど うれしいゴールが 決まったりしました。


 一方 セレッソ大阪は 全く逆のポゼッション・スタイル。自陣から ボールを 廻しながら 少しずつ 敵陣に上がっていき 裏を見つければ パスを入れて 一気にゴールを 狙いに行くというもので 無理はしないで ポゼッション率を上げていき 確実にチャンスになるところにしか パスを出さない 大人のスタイルと 呼ばれています。


 昨年 ロティーナ監督が 就任してから 徐々に 完成度が増してきて 守備に対する細かい決まりごとが 張り巡らされていて チーム全体で 磨き上げられてきています。どのメンバーが 出てきても スタイルが変わることのないので 解説者の人は 揃って Jリーグの中では 最も完成されていると 言ってくれます。なんせリーグ最少失点となる6失点と10戦中4試合で 完封勝利を記録するほどの守備力を 誇っていますので。


 その攻撃の川崎フロンターレ対 守備のセレッソ大阪、ワクワクしながら ダゾーンに しがみついてみていました。


先発メンバーは この布陣です。


 
開始5分には 抜け出したブルーノ・メンデスが 先制点を 叩き込んでくれましたが 個々の能力が高い川崎のハイプレスに 徐々にいつものセレッソさが 観られなくなってきます。K脇坂に FKで決められ、C丸橋が K家長を ボックス内で倒してしまい PKに。後半は K小林悠 K三笘 途中から出てきたKレアンドロ・ダミアンにも 決められ 終わってみれば 5-2 。(泣)


今まで 6点しかとられてなかったののに この日だけで 5点も とられてしまった大敗です。早い ワンタッチでのパス回しや 個々の能力の高さ チームとしての完成度を 見せつけられたゲームとなってしまいました。


いつもであれば セレッソの負けたゲームのことなんか わざわざ 書こうとも思いませんが 川崎がチームとして 完全に上回っていて かっこいいサッカーをしていたので 今回は これだったら 負けても しょうがないわと あきらめが ついたという感じです。 


少し前のチャンピオンリーグで バルセロナが バイエルン・ミュンヘンに 8-2で 負けてしまったゲームで 監督や体制の解任 メッシまでもが 出て行きたいような発言があり チーム丸ごと 存続の危機になるような事が 起こったばかりなので 常にサッカーは 何が起こるのか 分からない と思っています。困難なゲームほど 勝利の味わいは 深い!


次回のホームでの 対 川崎戦に 是非とも 今回の悔しい敗戦を 恨みに持って 完璧に抑えて 勝利してほしいと思います。

コロナ禍のJリーグ

 

 コロナ禍で 中断していたサッカーJリーグ。7月から 再開され しばらくの間 無観客で 行われていましたが 一つだけ 段階が緩和され ひと試合 5000人限定という制限が ついて行われています。席と席の間隔をあけて 声援や応援歌などは禁止。もちろんヤジも禁止(これが一番苦しい!笑)入り口での熱チェック、アルコール類は 販売中止。アウェーのチームサポも 入れさせてもらえない。でも サッカー命のサッカーフリークは こんなことでは へこたれまへん!(笑)


 セレッソ大阪贔屓の私は 再開してからは 長居スタジアムに セレッソ大阪の試合を 4ゲームとセレッソ大阪U23の試合を1ゲーム 足を運びました。ダゾーンで観る解説付きのサッカーも見るのが楽しいですが やっぱり 生で観るサッカーは たまりません。


 実際スタジアムに来てみると 色々と制限がある中 周りを見渡してみれば 殆どの観客は 1人で来ているようで 話声は ほとんど聞こえません。サッカー少年も 殆ど見受けられません。各個人が 静かにじっくりと 見入るという いつもの雰囲気とは また違った サッカーの見方ができます。その静かな分 普段あまり 聞こえてこなかったピッチ上の選手の掛け声が 響き渡り とくにGKや監督の指示が おもしろく 普段 あまりわからないような 細かい指示や 主審とのやりとりが TVとかで映っていない部分で これほど行われているんや!と ちょっと感動しました。


 戦術家であり 知将であるセレッソのロティーナ監督は ほとんど聞こえてきませんが 浦和の大槻監督は かなり大きな声を出して 的確に 指示をだしていました。YSCC横浜のシュタルフ悠紀リヒャルト監督は 日系のドイツ人で 日本語のアクセントが 妙に面白く 追加時間を もうちょっとちょうだいよ!とかいって 主審に詰め寄ったりする姿など TVに写らない その場のちょっとした会話が 今まで あまり伝わってこなかったので おもしろかったです。セレッソGKのキム・ジンヒョンも日本語で 檄を飛ばしている風景も かっこよかったですが 一番印象に残っているのが FC東京のキーパー、波多野豪は J1初スタメンであるにもかかわらず フィールド・プレーヤーに これでもかあというくらいの 大きな声で 迫力ある激をとばしまくっていました。


 新たな発見があって こんな感じの楽しみ方も いいと思いますが やはり 今の段階では いつもの祭り騒ぎのような楽しみ方しかできないのは 本当にもったいない気がしてきます。コロナが 落ち着いて すべてのサッカーファンが 楽しめる日が やってくることを 楽しみにしています。


 次回は 現在3位のセレッソの強さと 1位の川崎フロンターレと2位宿敵 ガンバ大阪のことを 書いてみたいと思っています。

15か月ぶりの再会です Part2-人間の証明


 前回の ”復活”に ついて 第2弾 人間編 を 書きたいと思います。


 そんな大げさなものでは ありませんが 独身生活になった この15カ月間の空白の時間 家族と暮らしていた間には なかなか会うことができなかった友達や 昔 よくお世話になった先輩 恩師、バーのマスターと連絡を取り 会いに行くことが多かったです。


 私が 本当に好きと思った 憧れに近い人間だけですが 会いたいと言えば 快く会ってくれました。共通の好きな音楽の話 今 何をしている?何を 目指してる?仕事はうまくいっているのか?はたまた こんな病気を 患ってしまったとか 本当に たわいもない話ばかりですが 自分が会いたいと思って 会うことができた友達は 本当に 自分にとって宝物だと 実感できた至福の時でした。


 反対に 高校時代からの大事な親友のひとりを ひょんなことから 失くしてしまったり、 バンドを 組んでいた頃のリーダーで コンサートを よく一緒に出掛けた お世話になり ある意味 自分を 救ってくれた 先輩が 病気で 亡くなっていたという事を聞かされ ショックを 受けることもありました。 


 そして 27年間の結婚生活が 終わることになり 相当 後に引きずるだろうなあと 覚悟していましたが 案外 不思議と 自分でも あっけらかんと してました。
解放されたというか 自由を 手に入れたというか。という気分に 近かったと思います。


 私の性格上 悲しい時は とことん気分が落ち込み めそめそと 昔を 思い出して 涙するという女々しいタイプにもかかわらずです。年齢が 50歳を 超えると 強くなるんでしょうか?それとも 考えることが 鈍感になり 感じなくなるのでしょうか?


 私は いわゆる 熟年離婚というものを 経験してしまったのは 相手方から言うと ただ単に 夫がきらい!という よくありがちな理由からでした。お互い不貞もなく 賭け事もしませんし 掃除や洗濯 アイロンがけなどの家事もこなすし 愛する二人も娘たちとも いい関係が保たれていた にもかかわらずです。


 彼女の性格というと 少し気が強く プライドが高いところがあり 自分は 絶対悪くないと 常に考えているような人でした。そして 数年前から だんだんと 周囲の人と比較するようになり 自分たちの家族が より劣っていると言い出すようになり 私に対して 不平を言うことが多くなりました。例えば 私の給料の事、車を持っていないこと 私の仕事の事、住んでいる場所や建物、趣味の事、私の声、字 癖まで。旦那としては そんなこと 誰でも 奥さんに よく言われていることだし 仕方がないんちゃう?と 言われそうですが 彼女の場合は 私に関するすべてのことが 嫌になった 我慢できなくなったとしか 言いようがありません。いわば ’坊主憎けりゃ袈裟まで憎い’ 状態です。


 そこまで なんで嫌われなあかんねんな?と 落ち込んだ時期もありました。でも そんなこと考えていても どうしようもないことやという事が分かってきて 今に至ります。


 そんな中 5歳年下の本好きの女性と知り合い 私の理不尽な想いを 聞いてもらったり 色々な事にチャレンジしたりしています。これから先 パートナーとして いい関係が続くといいですが どうでしょうかねえ~!これだけは 何とも言えません。


 そして 2か月前に 80歳と84歳になる両親が 古家を処分し 新居に 移ってきたのを機に 長男の私が 介護をするという名目で ひとり暮らしに 別れを告げ 3人で 同居するするとなりました。1時間以上かかっていた通勤時間が バイクで20分で 行けるようにもなりましたし 家の前には 市民プールもあります。9月からは 図書館が ニューリアル・オープンするらしく 自分にとっての朗報も たくさんあるので これかも 腐らず 年甲斐にもなく がんばってみよう!と 活きこんでいる所です。私の現時点での 生きている証明にもなりますし 人間の証明にもなると思っています。 


冒頭の小説 『人間の証明』は 映画では 松田優作の演技が すごく好きでした。黒人との間に産んだ息子が成長して 会いに戻ってきたところ 裕福な実力者となっている母親は 過去を暴かれないように 息子を 殺めてしまうという 悲しい結末のストーリーです。プライドが高い人って どこまでも 恐ろしいなあ!と 中学生当時 考えていました。そして 実感させられた今 再度 考えています。(笑)

15か月ぶりの再会です

 


  昨年の5月を最後に ずっとお休みしていましたが また 少しずつでも 書いていこうかなと思い 復活を 決めました。元々 文を書くのが 好きなのですね(笑)以前から 読んでくださっている方や 初めての方 改めてよろしくお願いいたします。


 この空白の15カ月の間 私のとって 人生の転機の一つ と言える時間だったと言えそうです。27年間の結婚生活にピリオドが打たれ 愛する2人の娘たちと 別れて住むことになり 生まれて初めてのひとり暮らしが 始まったのが ちょうど 書かなくなった15カ月前。ひとり暮らしは それまでずっと 家族と共同生活してきた自分にとって 53歳での初めての挑戦でした。


 通勤が 1時間以上かかってしまうので 色々とリスクはありましたが 何もかも 1人でしなければいけない分 自分のペースとやり方で 出来るので 案外 苦にならずに こなせた様な気がします。ただ夜勤や残業、休日出勤が多い仕事柄 宅配の受け取りやマンションの定期点検日の時間の調整が ちょっと困ったりしてましたが。


 食事は 一週間に一度は 外食で 気分転換していましたが それ以外は 朝夕は 自分で 料理していました。スマホのクックパッドを見て 材料を買ってきて 作る日もありましたが 基本的な料理の本を買ってきて 大概は 作っていました。少々 失敗して 痛い目に合いましたが 少しずつ 料理のコツや 早く仕上げられる方法、美味しく仕上げるプラスα などが なんとなく 分かってきて レパートリーが 少しずつ増えていく毎日も しんどいながらの楽しみの一つになったのが ほんの細やかな彩を 与えられた思いです。


 野菜などの食材を 買いに行くのは スーパーではなく 八百屋さん。スーパーの形のいい 小奇麗な野菜より 値段が安く 量も多い しかも 新鮮な 時には 形がそろっていない野菜を 休日の度に 買いに行っていました。たまに 1人で姿を現す 53歳のおじさんが沢山の野菜を 勝っていく姿が 自分で恥ずかしいと思っていたのは ごく初期の事で 慣れてくると 時期的な相場が だんだん分かってきて 今日の安いのは なすびだなあとか キャベツだなあ とかが分かってきて 八百屋に足を運ぶのが ひそかな楽しみの一つになってました。(笑)
一度 ズッキーニを買ってきて 肉詰めに 挑戦しましたが 自分でも なかなかやな!と。大阪でよく使われる どっちとも取れる 曖昧な言葉で お茶を 濁しておきます。(笑) 
 その当時 一番よく作ったのが 料理の基本 肉じゃが と 大好きなクリーム・シチュー。1人なのに 何人前 作るねん? というくらいの量を作り 何日も連続で食べたりしました。得意料理と言えれるものは 特にないですが あえて言うなら この肉じゃがだと思います。(笑)


冒頭の 小松左京さんの復活の日。読んだことがないのですが このコロナ渦を 期に 読んでみたいなあと思い 語呂を 合わせました。また読んだら 書きますので その時は どうかよろしく。



次回は その時の人間関係の事を あっさりと 書きたいと思います。また 少しの間 お付き合い お願いいたします。



自分のことを自分で NOWHERE MAN と 思ってました。もちろん ビートルズの曲で ジョン・レノンが 第三者目線で自分に 語りかけているような曲です。
日本語のタイトルは 一人ぼっちのあいつ。



ザ・ビートルズ ひとりぼっちのあいつ(1966) HQ YouTubeの



彼は 本当に あてのない人
自分だけの世界に引きこもり
誰のためにも 役に立たない無駄な考えをするのさ。


自分と似た男について 歌っているこの曲を 何回も 聴き入っています。

高槻ジャズストリートに行く!2019


 久々の更新となります。2019年5月3日 今年も恒例の高槻ジャズストリートに参加してきました。天候は 快晴。少し暑いくらいで ライブに行くには ちょうどいい感じです。もちろん一日中 楽しんできました。今年から 会場が 近隣の富田、茨木にも 飛び火し ますます巨大化して より多くの音楽愛好家が 集まるフェスになり 好きな人にとっては まさにパラダイス!うれしい限りです。


 公式ガイドブックを見て 今年は これだけは 観ときたいなあ!と思うところが 固まってしまって 通年なら あちこち会場を 動きまくるところ 一会場に絞り 座り込んで ずっと見ていました。その出てきたほとんどのアーティストは すごく感動的なステージばかりで これが 無料で 観られるなんて なんていい国や!と 世の中 まだまだ捨てたものやありません。


そんな高槻ジャズストのたくさんの素晴らしいステージの中の ほんのひと駒ですが 雰囲気を 感じてもらえたら うれしいと思います。





 今回行ったのは 桃園小学校内のFMココロの特設ステージ。12:00スタートで 30分前に 到着したところ すでに 超満員で 何とか席を 確保して 毎年一緒に行っている 音楽好きの 前の職場の友人を 待ちました。


これが ラインナップです。↓↓


 オープニングは <Mitch All Stars>。ブラックボトム・ブラスバンドの一員だった人で トランペット奏者のミッチさんのこのバンドは ばりばりニューオーリンズ・サウンドで セカンド・ライン、ボーディドリビート、サルサと 滅茶苦茶 華やかな音楽で 盛り上がりました。多分 サッチモの曲と思うのですが 特にかっこよかったです。ヴォーカルも 最高でした。いきなり 興奮してしまった私は この後のことを考えると だいぶペースが早過ぎです。体力と集中力 持つかなあ?





次に出てきたのは <畠山玲クァルテット>。ちょっとむつかしい系のジャズで ジャズの名盤になっているエリック・ドルフィーの<アウト・オブ・ランチ>の感じかなあ!と勝手に 思いました。玄人受けしそうな 私にとっては よくわからないジャズが出てくるところも 高槻ジャズらしくて いいやん!という感じです。




3番目が<TOKU クァルテット> 名前は知っていましたが 実際聴くのは 初めてで
メンバーとともに いきなり ハミングしながら ステージ登場。トランペット奏者なのですが 歌も歌います。トランペットは チェット・ベイカーのような 小粋なかっこよさがあり その歌声ときたら 日本人離れしていて 発音やリズム感は 黒人並みで 私が敬愛するスティーヴィー・ワンダーが 歌っているようで 本当にびっくりでした。バラード調の曲を歌えば ボビー・コールドウェル。ちょっと鼻声みたいな声は しびれまくりでした。デビューして 13枚目のアルバムを発表するというのですが 日本人でも こんなかっこいいおっちゃん おったんや!と とにかく驚かされました。大ファンになりました。もう私のハートは 完全にノックアウト状態です!(笑)




4番目の<西山瞳NHORHM>は ピアノトリオで なんとヘヴィメタの曲を ジャズで演奏するという変わったコンセプトです。メタリカやアンスラックス、メガデス、そして 今 巷では有名なBABY METALの曲などを ジャズに変えてしまうマジックには 驚かされます。私がヘビメタを 聴いていた頃とは 少し時代が違うので その原曲は 全く知りませんが メロディアスなバラード系の曲が 意外にもメタリカの曲というので 少し驚かされました。 


5番目派は<大澤誉志幸> ぼくらの世代では 知らない人はいないと思うほどの 大ヒット曲<そして僕は途方に暮れる>の大澤です。ピアノが入りましたが 基本的には ギターをかかえ 1人で登場です。数々のヒット曲を 作りましたが その中で 中森明菜の<1/2の神話>を やってくれました。スライドでカントリーブルース風のオリジナル曲やAOR風の曲の ちょっとかすれたような歌声は 健在で とてもいい味が出ていてよかったと思います。そして さすがは 加藤茶のいとこ。しゃべくりも 3枚目で 楽しかったです。大看板曲の<そして僕は途方に暮れる>は 大勢の観客は 楽しんでいるようでした。この曲を 生で聴けた!長い間生きていてよかった!と 思ったのは 私だけでしょうか?(笑)





そして僕は、途方に暮れる / 大沢誉志幸




6番目は <The Global Jazz Orchestra  feat.宮崎隆睦&小柳淳子>この楽団が またかっこいいのです。小柳淳子さんは 28歳には とても思えないほど 歌声が ジャズヴォーカルというより 凄くソウルっぽくて 気合いが入っているという感じで 無茶苦茶 気に入ってしまいました。エラ・フィッツジェラルドのようなリズム感ある歌声で ソウルを感じさせてくれます。このビッグバンドとの相性も凄くよく チャカ・カーンの<ThroughThe Fire>や スティーヴィー・ワンダーの<Do I Do>は 鳥肌物でした。昔トランペットを 少しかじっていた一緒に見ていた相方は 気に入ったあまり 販売ブースで3枚も このバンドのCDを買っていました。




7番目は 一番楽しみにしていた<山中千尋トリオ> バークリー出身の日本が誇る3大美人超絶ジャズ・ピアニスト(大西順子、上原ひろみと共に。勝手にそう思っていますが)の一人で とにかく超絶!少し前に<Monk Study>というセロニアス・モンクのトリビュート・アルバム(モンクへの解釈は 意外にも コンテンポラリーでした)を発表して 今回どういう感じで 演奏してくれるのかなと 思いましたが モンクの曲は ありませんでした(笑)ラストは<八木節>。





 このステージも佳境に入り あと二組。8組目<K&森大輔>の二人のイケメン・ピアノマンは それぞれFMCocoloで 番組を担当していて 現在売り出し中です。私の世代にとっては ビリー・ジョエルに 影響を受けました!というピアノマンは 基本的には すごく弱く 私も 例外なく この手のピアノマンは 昔から大好きです。
 そんなピアノメンの最初の曲は ポール・マッカートニー&スティヴィー・ワンダーの大ヒット曲 <エボニー&アイボリー>。本当に 罪な選曲です。ピアノとシンセを 譲り合いながらの お互いのオリジナル曲も 本当に感動的で 多分女性は メロメロになっていたと思います。ラストは ピアノに 男二人が 並んで 連弾。その曲は ビリーの<ピアノマン>でした。かっこいい~~!!





 この日のトリは <武田真治 feat.Shiho> さすが俳優でもあるサックス・プレーヤー武田真治が出る時は 過去この会場は何度か来ていましたが これ以上ないというほど 超満員になっていて 帰れなくなりました。最近は NHKで筋肉体操をしているせいか メディア露出度も多く 目当てにしていた女性が 多かったのではないか と思います。武田真治といえば 生前 忌野清志郎が 連れまわしていて 清志郎バンドに入っていたという印象程度です。フライドプライドのShihoとの共演は ウェイヴさせられるは ふりつけさせられるは スキャットさせられるは 今時のコンサートやなあと 思わされます。おっさんにとっては ちょっとつらかったなあというのが 印象でした。


 




 昼の12時から始まった このステージに 気が付いたら 夜の9時でした。ビール代は 結構かかってしまいましたが 無料で見ることができて 本当に感無量です。楽しい一日でした。いろいろと ミュージシャンの数だけ音楽がありますが 音楽が好きな人が 増えるという事は 素晴らしいことだと思います。もっともっといい音楽が はびこる世界に なっていけたら いう事ありませんね!