ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

内田勘太郎<ブルース漂流記>を読んで!

 

 大阪が生んだブルースバンド、憂歌団のギタリスト 内田勘太郎の自伝<ブルース漂流記>を 読みました。図書館で予約していて やっと順番が回ってきたものです。
一年位前に 憂歌団のヴォーカリスト、木村充輝の事を 書かせてもらいましたが いまだに 読んでくれる人がいるようで 解散しても 憂歌団の人気が 衰えていないことが わかります。

 勘太郎さんのギターについて 友人のギタリストに言わせてみれば いい意味で 何をやってるか(どのようにして 弾いているのか?)ようわからんし 次が 予想できないを 言っていたことを 思い出します。その独特なスタイルに びっくりさせられ お涙頂戴させてくれたり ホロっとさせてくれたりと 今でも大好きで 気になっているギタリストです。
 
 この本には 音楽を 好きになるきっかけや 木村との出会い 憂歌団の結成など 思い出す範囲で また1995年には 沖縄に移住して バンド活動をしたことも 書かれてありました。勘太郎が ソロとしてのバンド解散後の活動は 色々な意味で なかなか 興味深かったです。やっぱり ギタリストですので 一緒にやりたいミュージシャンから いろんなところから 声がかかり共演して交流し 楽しそうにやられていることで どんどんと ブルースだけでなく ブルースを餌にして 音楽の幅が広がって いい感じで 年を取り ますます いいギタリストに なっていることに いい生き方をされてるなあ!と 思いました。
 
 私の勘太郎さんのライヴ体験は 憂歌団の他に ギターデュオ<有勘>で 私のかつての師匠 有山じゅんじさんと やった時に 行ったことがあります。有山さんが 弾き語りをして 勘太郎さんが おかずを 入れるといった感じで 二人しかいない分 音のすごさが よく伝わってきて 感動的でした。実は このライブは 当時の 堺にあった マッスル・ユニオンというホールであり 開演前に その近所にあった サムズ・レコードという ブルース専門のレコード店に 寄った後 歩いていたら 車に乗った人に 道を 尋ねられました。それが なんと勘太郎さんだったのです!これから 実は 見に行くところなんですと 言って 握手をしてもらいました。そのことを ライヴ中にも 言ってくれ 滅茶苦茶うれしかったことがあります。戦前ブルースと言われている古~いブルース、リロイ・カーとかロバート・ジョンソンの曲を演奏し 最高だったのを 思い出します。
 
 この他 増田敏郎さんとの<増勘>というデュオも 神戸のチキンジョージで 観たことがあります。
増田さんのAOR風の粋な歌にのせて 勘太郎さんのギターもまた 格別に良かったのを 思い出します。<YOKOHAMA>という曲が あるのですが 未だに 頭に こびりついています。どこかに 音源残ってないかなあ!と思うこの頃です。
 
 そのあと 下田逸郎さんと アコギ2本と歌だけで 作ったアルバム<いきのね>も 忘れなれない いいアルバムでした。浜口庫之助を師匠に持つ下田逸郎さんが歌う<夜霧よ 今夜のありがとう!>の 勘太郎のギターも 最高に かっこよかったです!その曲は なかったので↓  と 桑名で有名な<月のあかり>を ぜひ!  
 /  下田逸郎と内田勘太郎

揺蕩 (たゆたい) /  下田逸郎と内田勘太郎

月のあかり・下田逸郎
 
 
 前後しますが その頃 勘太郎さんは 初めてのソロアルバム<マイ・メロディ>を 発表しました。のちに移住されることになる沖縄のミュージシャンと作った曲や 内田勘太郎トリオとして 活動することになるメンバーとも 共演しています。その時も 神戸のチキンジョージまで 見に行きましたが エレキを抱えて <Breegin'>なんかを弾いている 勘太郎さんも とても かっこよかったことを 思い出しますし アコギに 持ち替えた時も さすがやなあ!と感動しました!

内田勘太郎-ブリージン(Breezin')

 私が勘太郎さんの好きなところは 一口に言うなら どんな曲を 弾いていても 勘太郎独自のブルースを 感じるところにあると思います。大阪風に 言うなら めっちゃ サイコーや!たまりまへんわ!という感じです!これからも 元気で そんなに頑張らなくてもいいので いいギターを 聴かせていただきたいと思います!
 
 最後に こんなかっこいいPVを 見つけました!横山健さんと やってます! ぜひ!↓↓原曲は Santo & Johnnyです!誰も知らんか!(笑)

Sleepwalk(内田勘太郎×横山健)

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