ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

矢野顕子とピアノ

 

 
 いつの間にか 矢野顕子のファンになって 十数年。ピアノの弾き語りの曲ばかりをあつめたアルバム<Super Folk Song>(1992年)ばかり 弾いていた時期がありました。その頃は キャロル・キング、ビリー・ジョエル、ランディ・ニューマン、トム・ウエイツなどなど  ピアノ弾き語りが 特にお気に入りで その延長で あっこちゃんに 辿り着いたように思います。あっこちゃんと言っても 私よりは 10歳も 年が上なので あきこさん なのですが イメージ的には やっぱり あっこちゃんなのですね!(笑)]

  そのあっこちゃんが ソロデビュー40周年を 迎えられ 記念して こんな本が 発売されました。題して<YANOPIA>。いつものように 図書館で 予約して 借りてきました。ところどころしか 知らないあっこちゃんのこと 清水ミチコのインタビューから始まり 細野晴臣、鈴木慶一、奥田民生、糸井重里と 続いていきます。そのなかの 鈴木慶一さん曰く「矢野顕子は ひとつのジャンルなんです!」まさに それなんです!この個性は 他には 絶対ないんですよね!

 鈴木慶一さんとあっこちゃんの参加した作品で 私が 特に好きなのは 鈴木慶一とムーンライダーズの<火の玉ボーイ>(1975年)の中の<スカンピン>で 最後の方で あっこちゃんが 弾いているピアノで 日本人で こんなピアノ弾く人は あっこちゃんが 初めてだった?んじゃないかと思うほどで かっこいいです!

(↑↑ ↓↓ 久々に CDを 引っ張り出してきて 聴いています!!)
 その鈴木慶一とあっこちゃん、大貫妙子、奥田民生、宮沢和史の5人で ツアーに出たという<Beatiful Songs>。ここでも あっこちゃんは いい味出してます。あっこちゃんが参加するピアノ、歌、はもり、曲、すべてが最高で いい味出しています。

 あっこちゃんの弾き語りばかりのアルバム<Super Folk Song>(1992年)は よく聴きました。その続編の<Home Girl Journey>、と<ピアノ・ナイトリー>も 好きですが スーパーフォーク・ソングには かなわない気がします!佐野元春や大貫妙子、宮沢和史の素晴らしい名曲が あっこちゃんがやれば こんな風になってしまうねんなあ!と驚きで とても面白くて 最高でした。もちろんピアノの響きが独特で 聴けば聴くほど 聴きたくたる感じがしてきます!

 
 
 少し前の NHKで佐野元春の<ソングライター>というTVの番組で あっこちゃんが ゲストで 出ていたのを見て 衝撃を 受けたこともあります! 大学内での講義形式で 客席から 詩を 一行ずつ もらって その詩を つなぎ合わせ ピアノを前にして こうしよう!ああしよう!と考えて 実際に一曲 仕上げてしまうのです! そのシーンを 見ていて こんな感じで いつも作ってるんだなあ!と 感心しつつ いとも簡単に 曲ができてしまうことに びっくりし その完成度に 驚くばかりでした。まさに 天才です!
 
 現在も住んでいるニューヨークから 凱旋帰国して コンサート<さとがえるコンサート>は 年末の恒例となっていて ここ最近は デビュー当時から 一緒に演奏している仲間である TIN PAN(細野晴臣、鈴木茂、林立夫)と共演して そのライブ盤も 発表しています。4人の演奏は 無駄な音は 全く入っていないんじゃないかと思うほど 長年やってきた落ち着みたいなものが感じられ あっこちゃんも 気分よく楽しんでいるような素敵なアルバムでした! 
 
  その<さとがえるコンサート>に 一度だけ 足を運んだことがあります!2003年のことだったと記憶してますが その年は あっこちゃんが 一人ぼっちで ピアノ弾き語りソロ・ライブをするというもので コンボ演奏とは また違った雰囲気の素晴らしいライブでした。!
 予め 演奏曲を 決めていないようで これやってみようか!とか こんなんあったなあ!とか言って 一曲ごとに 丁寧に 解説し 演奏していきます。決めごとがないので一人は 楽だ!とか言っていたのを 思い出します。

 その中で 大阪の街にも 中央線が あるんだ!と 言って <中央線>を 歌ってくれたのが 印象深かったです。目から鱗!じゃなく 耳から鱗!みたいな感じでした。



↓↓ ソロがなかったので 小田和正と共演より! ↓↓

矢野顕子 小田和正 中央線



 その他にも 私の好きなあっこちゃんの曲は いっぱいあります!清志郎との<ひとつだけ>、ブームとの<釣りに行こう>、大貫妙子との<横顔>、くるりとの<おいていくよ>などの客演から <ラーメンたべたい>、<ニットキャップマン>、<自転車でおいで>、<春咲小紅>などなど きりがありません! 何回も 繰り返して聴きたくなりますし しばらくして また聴きたくなります!

  
 私にとって ユーミンの曲を 聴いていると 優雅な気持ちになりますが あっこちゃんの曲を聴いていると 楽しい気分になり 嫌なことや少々やばいことがあっても 何とかやっていけるだろう!と 励まされているような気持になります。どちらも 私にとっては 一種の媚薬みたいなようなものです。音楽は 薬ではない!と 書かれてあった本がありましたが 私は 薬だと思っています!それも 激薬!次に飲もうとしたら 量を 増やさないといけないような!<笑>

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