ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

追悼!トム・ペティ


 心停止により病院へ急送されたトム・ペティが、現地時間 10月2日に亡くなったことが発表されました。まだ66歳でした。


そして 延命処置を 拒否していたことが伝えられました。非常に 残念で 悲しいことですが また 本物のミュージシャンの一人が 召されてしまいました!


 トム・ペティは お国柄の違いからか 日本では それほど知名度は 高くないのですが 音楽好きの人にとっては ポップ性を しっかり持った 本物のロックンローラーであることは 間違いのない事実として 認識されていると思います!


 私は 以前に書いたことがありますが 人生の中で 一番感化されやすい年ごろに FMラジオによって 本物の音楽を たくさん教えてもらい 今でも それは続いています。その中で 初めて トム・ペティというミュージシャンに出会ったのは 当時ヒットしていた スティヴィー・ニックスとデュエットしていた<Stop Draggin' My Heart Around>という曲でした。一発で 気に入ったということではなく 徐々に好きになってくるという感じの曲でした。たぶん その頃は すぐに 理解できなかったのしょう。


 それから しばらくして 夏の期間だけの泊まりこみで 一か月間 海の家に アルバイトに行った時 私と同じように 音楽が 大好きな先輩がいて ルーツ音楽の知識や 影響を受けた音楽について 色々と 話しあった楽しい思い出があります!
その当時 売れていたのが トム・ペティ&ハートブレーカーズの<サザン・アクセント>というアルバムで そのタイトル曲を カセットテープで 聴かせてもらいました。ギンギンのロックンロールではなく しみじみとしたバラードで 何とも言えない 切なさに えらく感動し 何度も聴かせてもらったのを 思い出します!




Southern Accents - Tom Petty & The Heartbreakers


それ以来 特に 借りたり 買ったりして 聴くことはありませんでしたが ボブ・ディランの30周年記念コンサートで 歌っていた<License To Kill><Rainyday Woman>は さすがに かっこよくて よく聴いていました。ボブ・ディランとともに 昔 来日公演を 行ったことがあるそうですが 曲によっては ディランが 歌っているにかの思うほど 似ている曲があったりして いいなあ!と 思うつぼが 同じところもあります。




 トム・ペティの活動の中で 一番インパクトがあって 有名なのは ボブ・ディランジェフ・リンジョージ・ハリソンロイ・オービソンとトム・ペティの5人で作った<トラベリング・ウィルベリーズ>だと思います!2枚のアルバムを作り <Handle With Care>という大ヒット曲が 生まれています!これだけのスター4人が ロイ・オービソンの復活を 祝って集まった覆面バンドには 貫禄と頼もしさがあり その中で ボブ・ディランの隣で歌っているトム・ペティも 輝いて 見えていました。



Traveling Wilburys - Handle With Care


 先日 私が 毎週聴いているピーター・バラカンさんのDJのNHK-FMの<ウイークエンド・サンシャイン>で トム・ペティ追悼特集があり 色々な熱心なメッセージとともに 聴いていると 改めて ちゃんとアルバム単位で 聴きたいなあ!と思い いつものレンタルCD屋さんに行って 数枚借りてきました。


 聴いていると トム・ペティの歌声は ボブ・ディランのように 少しずつ しゃがれてきていて それが とてもいい感じで どれもが とても気に入ったしまいました。恥ずかしながら この年になって 少しは トム・ペティの良さが 分かり始めたような気がして 少し 大人になったような気がしました!(大人を通り過ぎて 爺さんになる 一歩手前ですが <笑>)



安らかに!
ご冥福を お祈りいたします!






 


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