ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

『ロベルト・バッジョ自伝』を読む


 今回は 少し回想です。よく行く古本屋で こんな本が 安く売っていたので 買って 読み終えました。昔 憧れていた イタリアのファンタジスタ、ロベルト・バッジョの自伝です。


 ちょうどJリーグが開幕した1993年以降 サッカーの魅力が 何となくわかりかけてきた頃で TVで カズの姿を観て なんてカッコイイんだ!と 魅了され カズのファン、サッカーの虜に なってしまいました。それまで 野球を 観るのが好きだったのですが もうどうでもよくなり これだけ 情熱的に のめりこんでいく 自分が 少し恐ろしくもなりました。


 サッカーには ワールドカップが 4年に一度あり 予選をパスした 世界の強豪国だけが 出場できる タフな戦いがあることも この頃知りました。1994年に 初めて アメリカで 開催されtワールドカップは 私にとって 忘れがたい大会と思っております。カズを要する日本代表は あと何十秒というところで コーナーキックから イラクに 押し込まれてしまい アメリカ大会に 行くことができませんでした。いわゆるドーハの悲劇と言われている ドラマティックな瞬間でした。



 そのアメリカ大会を 64ゲームあるうちの 半分くらいのゲームを 録画したりして 観るくらいの 熱の入れようです。圧倒的だったブラジルのロマーリオ、ベベット、アルゼンチンのマラドーナ、バティストュータ、ドイツのクリンスマン、ブルガリアのストイチコフ、オランダのベルカンプetc 素晴らしい選手は たくさんいましたが その中でも 私が 特に好きだったのは イタリアのロベルト・バッジョでした。どこが どう好きか と言われても ただかっこいいとしか いいようが ないのです。


 ブラジル代表 はセレソンと呼ばれていますが イタリアは アズーリという愛称で 呼ばれています。そのアズーリのサッカーというのは 守って守って カウンターでしとめる という固いサッカーが特徴で 1-0で 勝つことを 美学としている感があります。


 そのアズーリが 決勝まで 駒を進め 迎える相手は 超攻撃的は セレソン!
120分 戦い 0-0。PK戦になり ラストに バッジョが 廻ってきて ボールを 枠の外に吹かせてしまい ブラジルの優勝が 決まりました。



 この本は ロベルト・バッジョが 34歳の時に書かれた 自伝的内容になっていて サッカーに対する考え方、仏教をどうして 信仰するようになったか、好きな監督、嫌いな監督、趣味の狩りの事 インタビュアが 出版会社の社長の人で 突っ込みが 鋭く 答えたくないようなことも 書かれています。
中でも 狩りのことについて 答えるシーンで 鉄砲で撃って 生き物を 殺してしまうのに 仏教徒として 慈悲を 感じないのか? などと 少し意地悪な質問も しているが しっかりと 正直に 答えている所なんか 好感が持てました。


 当時は 師匠の創価学会の池田大作会長がいる日本のJリーグで プレイするかも?とのうわさもあったが 結局 外国で プレーすることなく イタリア国内のチームで 選手生命を終えました。当時は もちろん ダゾーンもなかったので プレーする姿は 観れませんでしたが バッジョが ユベントスやミランで ゴールするシーンを 観たかったなあ!とつくづく思ったりします。

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