ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

ジョン・レノン55回忌に 思うこと!

 



 もうすぐ2015年12月8日です。1940年生まれのジョン・レノンが もし生きていたら 今年で75歳。あの いたたましい事件により この世を去って 35年が 過ぎようとしています。今回は 私の拙い文章で申し訳ないですが ジョンのことを 書こうと思います。


 もちろん ジョンとは 一度も会ったことは ありませんし 見たこともありません。こちらが 音楽を通して 勝手に 好きになっただけです。でも 私にとっては 学校の親友より 親友だと思っておりましたし 人生の師と 考えておりました。人間の弱い部分、ちょっと恥ずかしい部分、愛に対する考え方や理想など 思春期の悩みに ジョンの言っていた言葉に 少なからず 影響を 受け続けてきました。


 前々回のビートルズでも 書きましたが 中学2年の時からビートルズを 聴き始めて その年の12月に亡くなってしまいました。亡くなる少し前に 発売された<ダブル・ファンタジー>というアルバムが 生前の最後のアルバムになりましたが 私にとっては 初めて買ったジョンのレコードになりました。FMからは その中からシングルカットされた<スターティング・オーヴァー> 仏壇に置いてあるリン(チンと鳴らす鐘)で 始まるのは 何か お経のような気がしました。(平和の鐘というらしいのですが)新作なのに 古い曲みたいやなあ!でも なんて温かい声なんだろう!かっこいいなあ!と思ったのが 第一印象です。



John Lennon - Starting Over




 
 その<ダブル・ファンタジー>は 約5年ぶりのアルバムで ジョンが 主夫として オノ・ヨーコとの子どもショーンを 育てている時 ショーンが 近所でアニメ映画<イエローサブマリン>を見て ’パパって ビートルズだったの?’と 聞かれたのが 作ろうと思ったきっかけだといわれております。


 そのアルバムには ちょうどジョンとヨーコが歌う曲が 交互に入っていて どうもヨーコの曲には ついていけず ジョンの曲ばかりを テープに録音し 聴いてました。今では 通して聴きますが 当時は ヨーコの あなた~ 抱いて~ ううむ~ が 嫌でたまりませんでした(笑! NHK-FMでは この曲だけ カットして 流していましたっけ!)。が ジョンの歌う<Woman>< Beautiful Boy>< Whathing The Wheels><Dear Yoko>という 素晴らしい曲に 巡り合えました。


(私の家には この写真のポスターが 今でも 貼ってあります)


 当時は 正直言って 自分の息子に対してならともかく 奥さんに対して 歌うラブソングは 恥ずかしくて 信じられない気持ちがしましたし 女性に対するメッセージも まだ よくわからなかったと 思います。


 それ以後 色々なジョンの曲に 接していくと 神とは概念でしかない!(God)とか 世界を変えたいさ でも破壊はごめんだぜ!(レボリュション)、愛は 愛されたいと欲すること(Love),女は世界の奴隷か!なんとかしろ!(同タイトル)、君が考えていることを みんなも 考えていれば 一つになれる(イマジン)などと 強烈なインパクトがある曲は  年をおうごとに だんだんと 理解できるようになり 年月がたっても 失われることがなく ますます冴えてくるような感じがしています。



 ジョンが 何を言っても 世界中の話題になる事を 反対に利用して ヨーコとベット・インと呼ばれた 反戦平和運動をし アメリカからは 危険分子ということで 睨まれます。たった二人で アメリカという国と 戦った姿は 映画にもなっています。私にとってのジョンは 曲だけではなく 一人の 人間としてのヒーローであり 憧れでも あります。


 ビートルズに関するもの 残された音源 物や絵などジョンに関するものは 数多く世に出され 内面的なものも 色々と知ることができるようになりました。オークションでも ギターなどが 出品され 高価で 取引されているようです。ビートルズで 育ってきた世代の人たちが ジョン・レノンというイギリスの片田舎で生まれた一人の生意気な人間を 今でも 愛し続けられている証といえましょうか! ジョンの言うことが 群衆に 多大な影響を 与えましたが ジョンの死は これからのことは 自分たちで 考えろ!との メッセージなんだという人もいます。


 ♪12月になると 思い出したかのように 町中に ジョンの声♪という曲が 昔ありましたが <Happy X'mas>を 聴いて 少しでも ジョン・レノンのことを 思いだし 平和のありがたさを 胸に思い浮かべたいと思います。




(ジョンの曲を 一曲 絞られなかったので ジョン・レノンに捧げた エルトン・ジョンの曲を 紹介いたします。今 ちょうど 日本公演で来日中だと思います。何度聴いても 涙を 誘います。)




Elton John - Empty Garden official(Song for John Lennon)




 


 


 



   







 

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