ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

音楽の教科書 ビートルズ!

 


 自分とビートルズが 最初に結びついたのは 中学2年の時。勉強を教えてもらっていた 大学生の兄さんが 休憩時間に 歌詞を 見せながら 聴かせてもらった<Yesterday>でした。歌詞もさることながら 切なくて寂しい、でもかっこいいなあ!を 思ったのを 思い出します。


 それまで 歌謡曲が好きで お気に入りの ドーナッツ盤を 買ったりして 聴いていましたが その頃から 日本語よりも英語の曲に 憧れるようになり FMラジオから エアチェック(曲をカセットテープに録音)して 聴いたりしていました。当時流行っていた ロッド・スチュワート、ビリー・ジョエルなどが お気に入りでした。そんな中で 初めて ビートルズの曲を聴き ヒット曲同様に 聴き始めました。



 当時 近所に 脱サラしたおっちゃんが 夫婦で やっている小さなレコード店があり そこで 推薦され 初めて<ビートルズ・バラッド> という編集物のLPを 買いました。<Yesterday>から始まって <Let It Be>で終わる20曲です。もちろん<Hey Jude>や<The Long And Winding Road>などが入っていました。ほぼ毎日 聴いて レコード盤が つるつるするほど すり減りました。



 それから20年たち 時代は変わり CDになり 2000年には ヒットチャートで1位になった曲ばかり27曲を 集めた<The Beatles 1>というCDは 発売されました。


 さらに 今月 このCDが SHM-CDになり リミックスが施され 映像付きで 発売されました。星の数ほど 世界中にいる もしくは いた バンドの中で 解散して45年も たつバンドが このような形で 後世に 伝えられていくというのは 音楽ファンのとっても とてもうれしく思いますが。反面 それ以上が 出てこないのは 悲しい限りです。 


 数年前に 全オルジナル・アルバムが 紙ジャケット化され ステレオとモノラルのセットが 発売された時は さすがに買ってしまいました。レコードを聴いていた時よりも 一つ一つの音が クリアになり 迫力が あるものでした。プロデューサーのジョージ・マーティンが言うには 「スタジオで演奏していた時の 生の音に近い音」。ポールのベース、リンゴのドラムのシンプルな演奏 ジョンのリズム、ジョージのリフと そして ヴォーカルと はもり。どれをとっても クリアで 迫力もあるものでした。


  これで 充分満足なので 今回の<The Beatles 1>は 買いませんが もし 買って聴かれた方がいれば 感想を 聴かせてもらえたら うれしいです!(笑)



 今 聴きながら この文章を 書いているのは Bookoffで 500円で買った 旧バージョンの<The Beatles 1>ですが ポップな曲を多く作ってきた ポールの曲ばっかりやなあと思いつつ ジョン派の私にとって これだけやないんやでえ と 独り言を言いながら 万人に受けるのは やっぱりポールやなあと 納得しています。


 世界最高のロックバンド、ビートルズの曲には もっともっといっぱい いい曲があり カバーされているものにも 腐るほど いいものがあります。やっぱり ビートルズは ロックの教科書、いや 音楽の教科書 であることは 多分 変らないでしょうね!








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カズオ・イシグロ『夜想曲集』を 読んで!

 
 


 以前 カズオ・イシグロさんと村上春樹さんとの対談を 何かで読んで どこか村上さんと 似た雰囲気がありそうに思てきて 興味を持ち 初めて読んだのが 長編小説『わたしを離さないで』(2005)でした。全く 何の予備知識もないまま ページを開いて 初めのうちは 何のことについて 話が進んでいっているのか よくわからなかったのですが 段々と 進むにつれ わかりかけてきて 現実という限られた枠の中でしか 生きていけないことが 悲しくも わかったような気分にさせてくれたものでした。 そして 人間描写が素晴らしい作家やなあと思いました。


 そのカズオ・イシグロさんの初めての短編集『夜想曲集』が 音楽をテーマに5編収録されているものがあると知り 早速 読んでみました。副題が <音楽と夕暮れをめぐる五つの物語>。 原題は<Nocturnes>なので クラシックにまつわる物語と思いきや 音楽がらみのユーモアがあって 時には 笑わせてくれる男女の物語で 5編とも 印象深い面白い物語でありました。


<老歌手>では、ベネチアのゴンゴラの上から ビッグネームの歌手トニー・ガードナー(トニー・ベネットを 思い浮かべましたが。)が 不仲の妻(美人)に 歌を捧げる話で 伴奏のため 一晩雇われたギター弾きが 語る物語。トニーの人間臭さが とてもよかったです。


<降っても晴れても> 断ることができない ダメ男が 介入する 不仲な友人夫婦の修復に 一役買う話で 馬鹿さ加減が 何とも面白いです。


<モーパンヒルズ>片田舎にやってきた ギター弾きの青年が 巡業で 旅をしている奇妙な夫婦と出会い 励まされる話。ちぐはぐさが 実際によくありそうなので 笑ってしまいました。


<夜想曲>才能あるサックス・プレーヤーが 売れないのは 顔のためだと マネージャーに言われ 整形する。その入院さきの病院で 同様に入院しているセレブより 招待を受け 夜の散歩に出かけるという話。くだらないと思いつつ 親しくなっておけば 恩恵があるかも と期待する せこい思いと交錯する。駆け引きが 面白かったです。このセレブが 初めの<老歌手>の妻で 価値観のずれが おかしいです!


<チェロリスト>若くて有能なチェロリストが 演奏しない女性チェロリストと出会い 奇妙なレッスンを 受けることになる。そして 衝撃の告白をされる物語。


と まあこんな風ですが フランス映画を 観ているような感覚で 生活のごく一部を 切り取ったものが 意味することとか 何かの教訓が隠されているのとかは 全く感じられず 短編小説のいいところが ちりばめられている一冊ではなかったかと思いました。


 カズオ・イシグロさんの 1989年発表の『日の名残り』は イギリス文学の最高峰ブッカー賞に 輝いている作品で 次に 読んでみたいリストに 入れときました。


私が 最近 気にいった本の一冊でした。  


 

名盤<お城のビル・エヴァンス>を聴いて!


  今回は ジャズの話で ジャズピアノの最高峰 ビル・エヴァンスを 取り上げたいと思います。
 1980年に 亡くなるまでの51年間に 数多くの作品を残してきました。その中でも 私が 特に好きなのが この<Bill Evans At The Montreux Jazz Festival>という名盤中の名盤と言われている1968年録音のライブ盤で 俗に <お城のエヴァンス>として親しまれております。


 このジャケットは スイスのモントルーにある 古いお城ということで 一瞬 薄気味悪い建物やなあ!と 思いますが 気にしない!気にしない!ひとやすみ!ひとやすみ!(笑)ジャケ買いは まずないしょうが?!


 スイスで今でも 毎年行われている 世界有数のジャズ・フェスティヴァルの中で 会場となったナイト・クラブのカジノ・ドュ・モントゥルーでの録音で 音響効果の素晴らしい会場だったのも幸いし 最高にかっこいいパフォーマンスを 収録された録音として ビル・エヴァンスの代表作の一枚となっております。


 メンバーは、ビル・エヴァンス (p)、 エディ・ゴメス (b) 、ジャック・ディジョネット (ds)のトリオ。冒頭 アナウンスで フランス語で メンバーが 紹介されたあと <One for Helen>が 始まります。このMCが ないと 聴いた気がしないと 言われるほど インパクトがあり いい感じです。<A Sleepin' Bee>、マイルスの<Nardis>と続き 私が 一番気に入っている ソロによる<I loves you Porgy>、これもマイルスで有名で 激しい<Someday My Prince Will Come>、ラストは、<Quiet Now>で 幕が 閉じられます。


 私が持っている 中山康樹さんの「ジャズの名盤入門」という本の中で エヴァンスの魅力は リリカルなタッチや繊細な表現以上に そのかっこいいフレーズにある!しかも 独特のタイム感がある。と言っています。黒人のノリとは 少し違い 白人特有のタイム感みたいなもんが 私にとっても かっこいいと思います。リリカルな感じの中 常に 説得力があり フレーズが 決まりまくる そんなかっこよさも 私は 大好きです。


 もちろん この番と並んで名盤と言われている<ワルツ・フォー・デビー>や <Moonbeam>も同じことが 言えると思います。ギターリスト、ジム・ホールとのデュオ作品<Undercurrent>は 何度聴いても ぞくぞくさせてくれます。


Bill Evans Trio - Porgy (I Loves You, Porgy)






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エルモア・ジェイムスのスライド・ギター


 
 今回は 久々 私が 好きなブルースの中でも 特に好きなエルモア・ジェイムスを 取り上げてみたいと思います。


 ブルースには 個性的なギタリストが 沢山いて そのだれもが 特徴的で 少し聴くだけで すぐにわかってしまう人が多い中 エルモア・ジェイムスは まさに そのど真ん中に 位置する人で 3音聴いて すぐわかッてしまうほど個性的です。。ブルーム調と言われている タタタ、タタタ、タタタ、タタタッタンタン と こんな感じが 特徴で スライドします。一度聴いたら はまるか 嫌いになって 2度と聴かないかのどちかであるんじゃないかと思いますが どうでしょうか?


Dust My Broom - Elmore James 1951 (HQ)


 20歳代の時は 音楽のルーツを 探ろうと それも ロックのルーツを 探ろうと とにかくブルースばかり聴いている期間がありました。その中で エルモアの素晴らしさを知り 今でも 手元に 残っているCDは これ一枚になってしまいましたが たまに 無性に聴きたくなり 聴きます。う~ やっぱり いいなあ!とか 独り言を いいながら(笑)


 いいからと言って ブルースばかり聴いていると すごく濃い音楽なので たまに 引きつけを起こしたり 耳が 拒否反応を起こしてしまうことも ありましたが 今では そんなことはなく 聴ける様になりました。年の功とでもいいましょうか!(笑)
 



 1963 年5 月24 日、強烈なスライド・ギターの響きをブルース史に残し、その45 歳の短い生涯を閉じた伝説のブルースマン、エルモア・ジェイムス。このCDには 1951年から1961年までの曲が 収録されています。代表曲 <Dust My Broom> を 筆頭に <Hawaiian Boogie>、<The Sky Is Crying>、<Shake Your Moneymaker>、極めつきのスローブルース <It Hurts Me Too> ほか どれをとっても 気迫あふれるパワーが 飛び出してきます。下手なハードロックバンドより へヴィーな音が たまらなく 好きです。(同系で ハウンドドック・テイラーという ブルースマンもいますが また 機会があれば。こちらも 最高です!!)



Elmore James - It hurts me too


<IT Hurt Me Too> は エリック・クラプトンも やっておりましたね。ちょっと ニュアンスが エルモアとは 違いましたが それはこれなりに かっこよかったです。


<The Sky Is Crying>は テキサスの白人で夭折したスティヴィー・レイ・ヴォーンや アルバート・キングのヴァージョンも エルモアと同じくらい素晴らしいと思います。


ブルースって よろしいですなあ~!!



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大阪マラソン なんとか 完走!


 2015年10月25日 第5回の大阪マラソンに 初めて 参加しました。気温は 20度と 快晴で カラッとしていて いい感じの スタートでした。少しわけありで 今回は Lブロックと 後方からの出発で(一度に 出発できませんので 順番に Aブロックから 出発していき Pブロックまでありました)スタート地点まで 17分かかってしまい 少しイライラ!スタートの後も なかなか 前に進まず 超スローな 出だしでした。それを 何とか 自分のペースにしようと 少しの隙間があれば入り込み縁石の上や パイロンの外側を 走ったり まるで 忍者のように 10Km付近まで 走りました。そのことが 後で 響いてきます。


 大阪城から始まり 大阪市役所御堂筋道頓堀大阪ドーム難波通天閣インテックスと続く、大阪の名所を 走るコースは 折り返しや カーブが多かったですが 普段 通っている御堂筋を逆行したり 通行止めの道路を 走るのは 異次元空間の中にいる様で 夢を 見ているような 感じがして すごく楽しかったです。

 沿道の応援も 気合いの入った声援が多く パワーも いっぱい もらえることができました。ボランティアの方々にも 大変な声援をいっぱいもらえることができました。ありがたいです!


 30Kmくらいまでは トイレを 一回行きましたが ほぼいつものペース だいたい1キロ 4:30前後で 前回紹介した サプリやジェルも 順調に消化し 調子よかったのですが 突然 両足のふくらはぎの付け根のあたりが 痙攣し それが 徐々に 両足の色々な部分にも 広がってきました。沿道の人に 冷却スプレーを借りたり 立ち止まって ストレッチしても まったく 治まりません!走り出しては 歩きの 繰り返しで なんとか最後の難関の南港大橋まで来ました。


 私の住んでいるところは ここから先のポートタウンという人口の島の中で トレーニングでは このコースを 想定して 幾度となく 練習した場所です。応援も ゴールに近ずくほど 多くなってきます。その中で ももは まだあげれる状態で 特に 他に痛みが出た箇所もなく 気分的にも しんどくは ありませんでしたが ただ ふくらはぎが 吊った状態だったので 思うようには 走れません。



 それでも あと3Km なんとしてでも たどりつくんだ!と思い 小刻みに 足を 動かし続け、踏ん張り、痛さをこらえ 何とか インテックス大阪まで たどりつき フィニッシュ!!




 タイムは 3時間49分でした!目標タイムより 30分遅れのゴールイン!完走メダルとタオルをもらい、初めての大阪マラソンは 終了しました。



帰ってから ランナーズ・アイ というサイトを 調べていると 私は スタートの時点では 順位は 21788位でしたが 30Km地点では 5674位まで 上がりました。その間に 約16000人のランナーを 抜かした計算になります。まあ どれほど 無茶をしていたか わかると思います。そのあと足がつってから 抜かれ続け ラスト1Kmでは 少し 挽回し、ゴールでは 7353位という結果です。



これで 私の馬鹿さが また 出てしまった結果となります(苦笑!)もし スタートから もう少しペースを 落として その分を 後半で出していたなら もう少し いい結果が生まれていたかもしれませんし こんなにまで 足が吊ることは なかったのではないかと 悔やまれます。



マラソンは 人生といっしょで 最後まで 何が 起こるかわからない!失速もするし 挽回もできる!何がいいのか 悪いのか ゴールした時でないと わからない!


と 私が 少しアレンジしましたが どうでしょうか!(笑)


 
来月参加予定の 神戸マラソンで この経験が 少しでも 役立てて レース展開を 考えなければと思いました。


次 もっと頑張ります!!





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