ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

音楽のこと⑨  ~Amy Winehouse


Back to Black
Back to Black
アーティスト:Amy Winehouse
レーベル:Republic
発売日:2007-03-13
カテゴリー:ミュージック


 彼女の歌声を 初めて聴いたとき 一目惚れならぬ 一聴き惚れしてしまいました。ビリー・ホリディアレサ・フランクリンサラ・ヴォーンが 頭に浮かんできました。誰や これ歌ってんのん?渋すぎるやん!!と。 調べた結果 エイミー・ワインハウスという英国出身のシンガーで あることが判明し 自分の中で 度肝を抜かされたのを 思い出します。まだ20歳代というのに とことん泥臭い声で こんな歌い方する人が いたなんて 本当に驚きでした。


今作である 私が大好きな06年発表の2ndアルバム<バック・トゥ・ブラック>では、人気者DJかつプロデューサー、マーク・ロンソンが参加してます。とかを 聴いていると 古いのか新しいのか そんなことは どうでもよくなり とことん素晴らしさが 身にしみてきます。もう一人のプロデューサー、サラーム・レミも レトロっぽくて いい感じです。マーク・ロンソンの音には 明らかに Motownの名曲から ぱくってますという曲が いくつかあり ギターのリフと、ベースライン、ドラムのタイミング、ホーンセクションの のりの良さ、かっこよさ そして エイミーの歌声と どれをとっても、60年代のソウル・ミュージックの全盛期の最高にかっこいい音づくりの再現で とてもじゃないけど 2000年代の音じゃないという 凄みがあります。


  これも 少し前に 読んだ<エイミー・ワインハウス、ディーヴァの憂鬱>というエイミーの伝記本には 10代の頃から 歌手に憧れて努力してきて 英国でブレイクし 2008年には このアルバムで 米国でも グラミー賞5部門受賞の快挙を達成するまでのストーリーが 綴られています。いつも アルコール依存やドラックのおかげで 浮き沈みの 激しい生き方で 発言も ストレートすぎてバッシングに合うことも 多くありました。政治的な発言をしていたU2のボノに対して「黙れ!知ったことか!」と 新人の音楽家が 発言したりしました。旦那のフランクとの関係などでも 決して 順風満帆には いかなかったようです。
 


 そんな彼女も 2011年に 27歳という若さで まだまだこれからという時に 亡くなってしまいます。死因は やはり薬物中毒やアルコール依存症と言われています。1970年に 亡くなった早熟のブルース・シンガー、ジャニス・ジョプリンも27歳だったというのは 悲しすぎる偶然かもしれません。もうエイミーの新作を 聴くことは できませんが 残された音源を これからも 胸に刻み込んで 聴いていきたいと思いました。合掌!!


Amy Winehouse - Valerie - Live HD


この曲も マーク・ロンソンとの作品ですが 邦楽洋楽 問わず ヒット曲のパターンの一つになっている ベース&リズム・パターンのひとつ(アメリカ・デトロイトで 1960年台から ブレイクし始めた モータウン・ミュージックを 作っていたスタジオ・ミュージシャン、ジェイムス・ジェイマーソンの ブンブンベースと言われています。)を 使っていて 見事としか言いようがないくらい はまっています。


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