ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

私の好きな70年代のソウル・グループ①


 今回は 私の好きな1970年代の素敵なハーモニー&ヴォーカル・グループについて 少しマニアックになりますが 紹介したいと思います。黒人の歌謡曲 ソウル・ミュージックは やはりロックと同じく 70年代が 一番 輝いていた時代で アメリカの地域ごとに 素晴らしいグループが いっぱいいました。有名所は テンプテイションズ、ドラマティックス、オージェイズ、スタイリスティックス、インプレッションズ、スピナーズ、そして マイケル・ジャクソンも入っていたジャクソン5と 挙げると 数多く思いつきます!


 そんな中で 写真右の <ザ・モーメンツ>が 私にとって 特に印象深いグループです。初めて 存在を知ったのは NHK-BSで 再放送していた伝説的な<ソウル・トレイン>で バブルガム・ブラザーズの二人が 紹介していたのが きっかけで 心を奪われてしまったのが 最初です。


 このグループは ソウルグループには珍しく ニュージャージー出身の3人組で ヒット曲は 少ないのですが どの曲も 甘くて 切なくて そしてスウィート!バラード・ナンバーを 得意としてますが グッと 浸みこんでくる感じが 忘れられません。  <Love On a Two Wat Street>、<With You>は 特に いいところが 現れている曲だと思います。




The Moments - Love On A Two Way Street.


(余談ですが ジャズ・ギタリストのグラント・グリーンが この曲を ファンキーに決めているヴァージョンも 別の意味で 超かっこいいです!!)



 このグループは 同じグループ名のグループに 裁判を起こされて 負けてしまい 名前を 変更させられてしまいました。ファウルセットが 素晴らしいハリー・レイ、アル・グットマン、ビリー・ブラウンの3人の名前を そのままつけた<Ray,Googman and Brown>に なってからも もちろん素敵なハーモニーを 聴かせてくれています。





 もう一つのグループ<5 ステアーステップス>は 大御所カーティス・メイフィールドに 見出されたシカゴ産のソウルで とにかくハーモニーが かっこいいグループで この画像の左のCDは そのベスト選曲25入りのCDです。


 シカゴといえば はやりブルースが 特に有名な土地柄ですが こういったソウルの王道を 走るような 素晴らしいグループも たくさんいてます。カーティスのインプレッションズのマナーの このグループは ファミリー・グループで 13歳から17歳までの5人組で 結成されていて 曲によっては 2歳半の子供とその母親まで参加しているというユニークな構成になっていて 面白いです!同じく兄弟5人組のジャクソン5が 出てくる前の時代に こんなキッド・グループがいたとは 少し驚きです。


 スモーキー・ロビンソンの<Ooo Baby Baby>、ビートルズの<Dear Prudence>、キャロル・キングの<Ooh Child>なんかもやっているのですが やはり 彼らの持ち味は ハーモニーとリードの長男のクラレンス・バーグで カーティスが絡んだ曲群は 素晴らしい!の一言です。




The Five Stairsteps Come Back



The Five Stairsteps World Of Fantasy





 私が 日本で 一番かっこいいソウル・シンガーだと思っている上田正樹さんが 昔 こんなことを 言っていました。音楽を愛する人には 必ず その人のルーツが あって影響を 与えているというのです。全く知らない音楽を聴いても カントリーやなあ。とか ブルースやな。とか。でどこは どこや?をいうのです。そのことを わかれば もっと楽しめるということだろうと思います。


 色々ないい音楽がたくさんあって その中でも いろんな音楽が 好きですが 上田正樹流に 言えば 私は やはり でどこは ソウルかな?という気がします。多分 一番聴いていた時間が 長いんじゃないかなあと 思っています。それが 分かるまで 長い時間が かかりましたが 今では そう思います。そんな ソウル・ミュージックの素晴らしさを これからも 大事にしたいなあ と この2枚のCDを 聴きながら 考えた瞬間でした。




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