ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

最高の音楽との出会い方 山下達郎のサンソン

 


 山下達郎さんが 毎週日曜日の午後2時から DJを務める <山下達郎のサンデー・ソングブック>が 昨年 25周年を迎えられました。
 この番組では リズム&ブルース、ジャズ、ドゥーワップ、ジャズ、ロックンロール、昭和歌謡など ジャンルの垣根を越えて ’古いけど いい曲’ を 紹介し かなり マニアックな曲も 流したりするので 根強いファンがいてるということが 知っていました。私は 残念ながら この番組は ほとんど聞いたことは ありませんでしたが ミュージシャンで 音楽おたくで センスのいい達郎さんなら 悪い番組で あろうはずがない と思っていました。


 そんなサンデー・ソングブックの特集本が BRUTUSから 発売され どんな曲を 放送していたのか を じっくりを 観察できる機会が 巡ってきました。今回は その中でも 私が びびっと 来たところを 少しですが 書いてみようと思います。


 山下達郎さんの音楽に 初めてであったのは 高校生の時のクラスメートが LP<メロディ>の存在を 教えてくれ その中には あのクリスマス曲の 永遠の定番<クリスマス・イヴ>が 入っていました。聴くところによると 途中のハーモニーの所は 1人で すべて 多重録音により 仕上がげているということで お宅の極意だと感心したのを 覚えています。のちに そのハーモニーは クラシックの定番で パッヘルベルのカノンだということが 分かった時は なお一層感動しました。





 それ以来 達郎さんの 何年かに一度しか 発売しない新譜は 聴いていたし 海に 行く時や 車を運転するときは 必ず 何枚か リストに入れていました。<ビッグ・ウェイヴ>というサントラ盤が 出た時は サーフィンはしませんでしたが 完璧に<海>のイメージがあり よく聴いていました。ビーチボーイズを知るきっかけとなったのは このアルバムだったと思います。





それから しばらくして <On The Street Corner>という一人で多重録音したアカペラのアルバムを パート3まで出し その中には 古いソウルやドゥワップやスタンダードを やっていて ただただ感動するばかりで 聴いていました。その3枚は どれも好きですが <アマポーラ><ソー・マッチ・イン・ラブ>が 入っているVol,2を 推したいと思います。





 前振りが長くなりましたが BRUTUSから発売されたこの雑誌には 達郎氏が 影響を受けてきた音楽が 凝縮されてして 大まかに作詞家作曲家ごとに 紹介されています。本当にいい音楽だらけで どれをあげようか 悩みますが 私が いつ聴いても 常に 感動を 与えてくるシンガーソングライター、キャロル・キングを 1人目にあげたいと思います。


夫のジェリー・ゴフィンと組んで 数々のヒット曲をつくり 自らは発表した<つづれおり>は ポピュラー音楽の金字塔になっています。キャロル・キングの作った曲は 本当に 色々な人が 歌ってますが そのうち 白人のR&Bシンガー、ダスティ・スプイングフィールドのために書いた<Some Of Your Lovin'>は 極意だと思います。




Dusty Springfield ~ Some of your lovin (1965)


 曲も歌い方もコーラスも アレンジも すべてが 曲として完璧だと思います。




 2人目は バリー・マン&シンシア・ワイルの夫婦コンビを 上げたいと思います。キャロル・キングほどまでは 有名ではありませんが 本当に いい曲を 作っています。その中でも 私も好きなのは 71年発表で 自らも歌った『Ray It All Out』です。キャロル・キングの<つづれおり>を 意識して 作っているのか 実に 味わい深い名作で 久しぶりに CDの棚から引っ張り出して 聴いてみました。



このアルバムでは 自作自演で ライチャス・ブラザースやホール&オーツで 有名な<ふられた気持ち>やドリフターズやジョージ・ベンソンで有名な<オン・ブロードウェイ>なんかの いい曲が 入っていますが 私は 何といっても この曲が しみじみきて 大好きです。↓↓



Barry Mann – “When You Get Right Down To It” (New Design) 1972





他にも ジミー・ウェブ、カーティス・メイフィールド、ギャンブル&ハフ、トム・ベル、ブルース・ジョンソン、トム・ダウド ほか 聴いたことがない名前も ずらりと並んでいます。達郎氏の知識の奥深さとセンスの良さが 集まっている感じです。


そんな達郎氏だから 何十年にもわたって 確立されたスタンスを持って 魅力的な音楽を 今も変わらず 作り続けれる理由の一つだろうなあと ほんの少しだけ 分かったような気がしました。少し意外に思ったことは 自分と似ているスタイルの音には あまりに興味がないようで 実際買うのは ロックンロールばっかりだとか。AC/DCは 必ず買うというのは びっくりでした。


 少しタイトルのサンソンとは はなれてしまいましたが いい音楽に 出会う方法というのは 実に 難しいことかもしれません。
 今では 色々とソースが あふれていて いとも簡単に なんでも聞くことができる時代です。最近 娘に教えてもらった<Spotify>というサイトは 新譜でも 無料で 聴くことができるとんでもないサイトです。音楽は 考えに考え抜いて 悩んだ挙句 高いお金を 払って買うものだ という観念は 無くなっているようです。便利になった反面 価値が 薄れてしまったということが 音楽に対しても 現れているのは 少し 残念です。


 いい音楽を 探すことは 宝さがしと同じで 深く掘れば 掘るほど見つかる可能性が 高くなる!と言った ギタリスト、ライ・クーダーの言葉のように 音楽を聴く意欲が 無くなる時が来るまで 深く掘っていたいという思いは 達郎氏と 同じだと思っています。











 





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