ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

名曲<マイ・ファニー・バレンタイン>を聴き比べ!

 

 

 2月14日のバレンタインデーにちなんで 超有名なジャズのスタンダード・ナンバー<My Funny Vallentine>を 取り上げたいと思います。色々なミュージシャンが やっていますし ジャズのライブでも 演奏されることがも多く 何回聴いても 飽きが来ない 賞味期限無制限の素晴らしい一曲です。今回は 私の好きな これは絶対お勧め!という4曲を 選びましたので 聴き比べたいと思います。

 

 この曲は 古くは1937年に ロレンツ・ハート作詞、リチャード・ロジャース作曲のミュージカル「ベイブ・イン・マイ・アームズ」で使われました。その2年後 映画化され ジュディ・ガーランドが 歌って有名になりました。


 歌の中での ヴァレンタインは ハンサムでない一人の男性のことで 笑わせてくれ 顔を見ているだけで 吹き出すほど面白いし 写真写りもよくない。口元もだらしなく 言葉は スマートじゃない。でも私の大好きな芸術品。私のことが好きなら そばにいて!そうすれば 毎日が ヴァレンタインディのなるから!という 少しおちょくった歌詞ですが 男性ヴァージョンも多くあります。

 

 

 まず 1曲目が その男性ヴァージョンで チェット・ベイカーの54年録音の超有名ヴァージョン。いつ聴いても 青年が歌っているような すがすがしい歌声が いいと思います。どスタンダードの永遠の1曲。「Chet Baker Sings」より。

  

Chet Baker - My Funny Valentine



 

 

 

  2曲目が ビル・エヴァンスのピアノとジム・ホールギターの二人だけで 奏でられている最高の1曲。どちらかが ソロを取っている時の 相手方のバッキングも素晴らしい。神業としか言いようのない1曲。歌はありませんが 歌以上に 歌ってるように聴こえてきます。「Undercurrent」より

 

My Funny Valentine / Bill Evans & Jim Hall

 

 

 

 

 3曲目は ジャズの帝王マイルス・ディビスのミュートが たまらない1曲。ハービー・ハンコックのピアノのライブ・ヴァージョンもありますが、レッド・ガーランドの強烈なインパクトのあるコロコロ・ピアノで 始まる「Cookin'」のヴァージョンの方が メロメロになると思います。当時 本国で この曲を 聴いていたら 君に会いたくなった というCMが あってうけていたそうですが。私のIpodで ジャズで 聴いている回数が 一位になっている曲でもあります。

Miles Davis - My Funny Valentine



 

 最後の4曲目は 番外編として 私の好きな女優ミッシェル・ファイファーが 出ている映画<恋の行方>で グランドピアノの上で のけぞりながら 熱唱するシーンが 忘れられない一曲です。ピアノ弾きの二人の兄弟との関係を描く ミュージシャンのおしゃれな恋物語も 最高でした。

 


My Funny Valentine (by Michelle Pfeiffer)



他にも ポップスでもリッキー・リー・ジョーンズやスティングがやっていたり フランク・シナトラ その他きりがないほど いいヴァージョンが多くあります。原曲の良さが光る曲ということでしょうね! 


 








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