ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

高槻ジャズストリートに行く!2019


 久々の更新となります。2019年5月3日 今年も恒例の高槻ジャズストリートに参加してきました。天候は 快晴。少し暑いくらいで ライブに行くには ちょうどいい感じです。もちろん一日中 楽しんできました。今年から 会場が 近隣の富田、茨木にも 飛び火し ますます巨大化して より多くの音楽愛好家が 集まるフェスになり 好きな人にとっては まさにパラダイス!うれしい限りです。


 公式ガイドブックを見て 今年は これだけは 観ときたいなあ!と思うところが 固まってしまって 通年なら あちこち会場を 動きまくるところ 一会場に絞り 座り込んで ずっと見ていました。その出てきたほとんどのアーティストは すごく感動的なステージばかりで これが 無料で 観られるなんて なんていい国や!と 世の中 まだまだ捨てたものやありません。


そんな高槻ジャズストのたくさんの素晴らしいステージの中の ほんのひと駒ですが 雰囲気を 感じてもらえたら うれしいと思います。





 今回行ったのは 桃園小学校内のFMココロの特設ステージ。12:00スタートで 30分前に 到着したところ すでに 超満員で 何とか席を 確保して 毎年一緒に行っている 音楽好きの 前の職場の友人を 待ちました。


これが ラインナップです。↓↓


 オープニングは <Mitch All Stars>。ブラックボトム・ブラスバンドの一員だった人で トランペット奏者のミッチさんのこのバンドは ばりばりニューオーリンズ・サウンドで セカンド・ライン、ボーディドリビート、サルサと 滅茶苦茶 華やかな音楽で 盛り上がりました。多分 サッチモの曲と思うのですが 特にかっこよかったです。ヴォーカルも 最高でした。いきなり 興奮してしまった私は この後のことを考えると だいぶペースが早過ぎです。体力と集中力 持つかなあ?





次に出てきたのは <畠山玲クァルテット>。ちょっとむつかしい系のジャズで ジャズの名盤になっているエリック・ドルフィーの<アウト・オブ・ランチ>の感じかなあ!と勝手に 思いました。玄人受けしそうな 私にとっては よくわからないジャズが出てくるところも 高槻ジャズらしくて いいやん!という感じです。




3番目が<TOKU クァルテット> 名前は知っていましたが 実際聴くのは 初めてで
メンバーとともに いきなり ハミングしながら ステージ登場。トランペット奏者なのですが 歌も歌います。トランペットは チェット・ベイカーのような 小粋なかっこよさがあり その歌声ときたら 日本人離れしていて 発音やリズム感は 黒人並みで 私が敬愛するスティーヴィー・ワンダーが 歌っているようで 本当にびっくりでした。バラード調の曲を歌えば ボビー・コールドウェル。ちょっと鼻声みたいな声は しびれまくりでした。デビューして 13枚目のアルバムを発表するというのですが 日本人でも こんなかっこいいおっちゃん おったんや!と とにかく驚かされました。大ファンになりました。もう私のハートは 完全にノックアウト状態です!(笑)




4番目の<西山瞳NHORHM>は ピアノトリオで なんとヘヴィメタの曲を ジャズで演奏するという変わったコンセプトです。メタリカやアンスラックス、メガデス、そして 今 巷では有名なBABY METALの曲などを ジャズに変えてしまうマジックには 驚かされます。私がヘビメタを 聴いていた頃とは 少し時代が違うので その原曲は 全く知りませんが メロディアスなバラード系の曲が 意外にもメタリカの曲というので 少し驚かされました。 


5番目派は<大澤誉志幸> ぼくらの世代では 知らない人はいないと思うほどの 大ヒット曲<そして僕は途方に暮れる>の大澤です。ピアノが入りましたが 基本的には ギターをかかえ 1人で登場です。数々のヒット曲を 作りましたが その中で 中森明菜の<1/2の神話>を やってくれました。スライドでカントリーブルース風のオリジナル曲やAOR風の曲の ちょっとかすれたような歌声は 健在で とてもいい味が出ていてよかったと思います。そして さすがは 加藤茶のいとこ。しゃべくりも 3枚目で 楽しかったです。大看板曲の<そして僕は途方に暮れる>は 大勢の観客は 楽しんでいるようでした。この曲を 生で聴けた!長い間生きていてよかった!と 思ったのは 私だけでしょうか?(笑)





そして僕は、途方に暮れる / 大沢誉志幸




6番目は <The Global Jazz Orchestra  feat.宮崎隆睦&小柳淳子>この楽団が またかっこいいのです。小柳淳子さんは 28歳には とても思えないほど 歌声が ジャズヴォーカルというより 凄くソウルっぽくて 気合いが入っているという感じで 無茶苦茶 気に入ってしまいました。エラ・フィッツジェラルドのようなリズム感ある歌声で ソウルを感じさせてくれます。このビッグバンドとの相性も凄くよく チャカ・カーンの<ThroughThe Fire>や スティーヴィー・ワンダーの<Do I Do>は 鳥肌物でした。昔トランペットを 少しかじっていた一緒に見ていた相方は 気に入ったあまり 販売ブースで3枚も このバンドのCDを買っていました。




7番目は 一番楽しみにしていた<山中千尋トリオ> バークリー出身の日本が誇る3大美人超絶ジャズ・ピアニスト(大西順子、上原ひろみと共に。勝手にそう思っていますが)の一人で とにかく超絶!少し前に<Monk Study>というセロニアス・モンクのトリビュート・アルバム(モンクへの解釈は 意外にも コンテンポラリーでした)を発表して 今回どういう感じで 演奏してくれるのかなと 思いましたが モンクの曲は ありませんでした(笑)ラストは<八木節>。





 このステージも佳境に入り あと二組。8組目<K&森大輔>の二人のイケメン・ピアノマンは それぞれFMCocoloで 番組を担当していて 現在売り出し中です。私の世代にとっては ビリー・ジョエルに 影響を受けました!というピアノマンは 基本的には すごく弱く 私も 例外なく この手のピアノマンは 昔から大好きです。
 そんなピアノメンの最初の曲は ポール・マッカートニー&スティヴィー・ワンダーの大ヒット曲 <エボニー&アイボリー>。本当に 罪な選曲です。ピアノとシンセを 譲り合いながらの お互いのオリジナル曲も 本当に感動的で 多分女性は メロメロになっていたと思います。ラストは ピアノに 男二人が 並んで 連弾。その曲は ビリーの<ピアノマン>でした。かっこいい~~!!





 この日のトリは <武田真治 feat.Shiho> さすが俳優でもあるサックス・プレーヤー武田真治が出る時は 過去この会場は何度か来ていましたが これ以上ないというほど 超満員になっていて 帰れなくなりました。最近は NHKで筋肉体操をしているせいか メディア露出度も多く 目当てにしていた女性が 多かったのではないか と思います。武田真治といえば 生前 忌野清志郎が 連れまわしていて 清志郎バンドに入っていたという印象程度です。フライドプライドのShihoとの共演は ウェイヴさせられるは ふりつけさせられるは スキャットさせられるは 今時のコンサートやなあと 思わされます。おっさんにとっては ちょっとつらかったなあというのが 印象でした。


 




 昼の12時から始まった このステージに 気が付いたら 夜の9時でした。ビール代は 結構かかってしまいましたが 無料で見ることができて 本当に感無量です。楽しい一日でした。いろいろと ミュージシャンの数だけ音楽がありますが 音楽が好きな人が 増えるという事は 素晴らしいことだと思います。もっともっといい音楽が はびこる世界に なっていけたら いう事ありませんね!

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