ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

♨銭湯ライブ 梅津和時vsミノリ&ロマンベ に 行ってきました!


 11月20日 大阪の十三にある銭湯 宝湯で行われたライブに行ってきました!このライブは 十数年来の知り合いで 私の音楽の師匠の<エンゲルス・ガール>という 京都のど真ん中にある中古レコード店 兼 飲み屋、兼 喫茶店 兼 ライブハウスみたいな 知らない人には よくわからないだろうなあ!みたいな へんてこな お店が 10周年を迎えられ その記念としてのイベントなのです。


 何故 銭湯なのか?それは その店主の実家が やられていて 月曜日が 定休なので 限定の会場に 早変わりというわけです。銭湯が ライブ会場になるなんて ちょっと想像できないかもしれないところが 面白いですね!<笑>
もちろん 番台には コーヒー牛乳も マミーも 売っています。


以前にも 書かせていただいたことがありますが 番台があって ちょうど 女性の脱衣場が 客席となって 湯船の入り口付近に ステージが セットされています。



まず 最初は 梅津和時さんが アルトとクラリネットで 登場!
バック演奏なしで ソロ演奏が 始まりました。



 限られた空間の中では アルトの音が 響き渡り スコンッ!と 抜ける感じが 気持ち良いです。オープニングは スタンダード・ナンバー<You Don't Know What Love Is>。ソニー・ロリンズの名演を 思い出しました。基本ほとんどフリージャズですが 仙台出身の梅津さんからのメッセージ・ソングが 声での歌で 披露されるという一曲もありました。譜面台は 扇風機というのも お風呂屋さんらしいですね!


 私が 梅津和時さんを知ったのは RCサクセションのバックでの ファンキーな演奏で ライブ映像だけで 実際には 観たことがなかったのですが バンドが ここぞという盛りあがるのに 一役買っておりました。いつかは 観てみたいなあ!と思っていましたが ついに このおめでたいライブで 実現したというわけです。



 次に 登場したのは <ミノリ&ロマンベ>。クラリネットに 瀬戸信行さん、テナーサックスに 登敬三さん、ドラムスに ワタンベさん、そして ベリーダンスのミノリさんというメンバー。ベース、ギターレスのグルーブは めったに味わえることはない 珍しい編成だと思います。ワタンベさんの多彩なリズムを刻むドラムは 聴いていて すごく楽しかったです。ベースがいない分 クラリネットが ベースラインになるフレーズを 繰り返したりして サックスが ソロを 吹いたり、その逆をしたり、時より ユニゾンで メロディを 刻んだりと こちらも 多彩でした。この3人の独特なグルーブに 私は 大いに気に入り 楽しませてもらいました!


 
 途中から ミノリさんの 華麗なベリーダンスが 加わります。アラビア系のサウンドに 見事にはまっている感じがしました。ダンス特有のくねくねっとした動きは エキゾチックさを感じます。ちょっぴりエロかったです。それが ベリーダンスというものなのでしょう(笑)





途中で 梅津さんアゲインで 大いに盛り上がります。演奏は もっと複雑なものになり、様々な局面があり 大いに楽しませてくれます。


 


 こんな感じのヘンテコと言えば ヘンテコなライブでした。このヘンテコ感が まさに<エンゲルス・ガール>の感じで とても面白いと思いました。とてもいいライブでした。こんなライブに 呼んでもらえて とてもうれしかったです。ありがとうございました。


 実は 7月に予定されていた<10周年記念ライブ>で 東京から はっぴいえんどや バンドワゴンなどで活躍されていた ギタリストの鈴木茂を 京都のライブハウスの老舗磔磔に呼ぶという計画だったのですが 司会者として予定していたシンガーソングライターの人が 逮捕され 結局 中止になり 残念な結果になっていました。そんな中 このようなライブが 開催され 心から おめでとうございます!これからも たまにしか行くことはできませんが どうか いつまでも いい音楽を 聴かしてくれるお店を 続けていってほしいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する