ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

強いぞ!セレッソ大阪

 7/22 ヤンマー長居スタジアムで J1リーグ第22節 セレッソ大阪vs浦和レッズが 行われました。その日は 行くことができなくて パソコンでも 観ることができなかったので 翌日 パソコンで じっくりと 観戦しました。勝ち点 38点で J1首位を 突っ走るセレッソ大阪にとって 7月に上位の3チームとあたり 柏レイソルを破ったあとの大事なゲームで 勝って 次の大阪ダービーにつなげたい 大一番です!

 前試合は どちらも ヨーロッパの強豪とのフレンドリーマッチで レッズは 香川慎二のドルトムントと対戦し セレッソは スペインの強豪 セビージャと 対戦しました。どちらの対戦相手も シーズンオフで 監督が交代し 選手が アピールする場として 本調子ではありませんでしたが ほぼ本気で ぶつかってくれていたと思います。

 セビージャは 清武が セレッソに復帰する前に 在籍していたチームで スペイン・リーガでは レアル、アトレチコ、バルサに次いでの4位で シーズンを終えている強豪です。清武は 怪我で 出れなくて 残念でしたが これほどまでも ボールが 持てないものかと セビージャのすごいところばかり 目立ったような感じでした。途中のボール支配率が 27%対73%で プレスしてくる所が早く ほとんど攻撃の視点が 作れなかったように思いました。中でも ボランチの長身スキンヘッド、 ⑮エヌゾンジが 起点で どこに パスを出すのか 全く予測不可能と言われていて チーム自体の調子がいいセレッソも さすがにいいように やられていました。結果は3-1。得点差以上に 力の差があった戦いでした。負けてしまって残念でしたが これらからにつながる何かを 感じ取ってくれたことでしょう!(セビージャは 5日後 鹿島アントラーズとも 試合をしましたが 2-0で 負けています!レアルマドリードと ほぼ互角の戦いをした鹿島は さすがの勝利ですね!)

セレッソは そのゲームから中4日、ドルトムントに 完敗したレッズは 中6日での対戦です!セレッソは ここ最近のスタメンで 変化ありません。レッズは 今季初スタメンの㉑ズラタンを トップに ㉚興梠 ⑧ラファイル・シルヴァが シャドーに 入ります。


  
 セビージャ戦では 怪我のため温存した⑥ソウザが やはりいい動きをしていましたが セレッソ全員が気合が入っていたように思いました。また 左のSB同士の対決も 楽しみにしていました。㉔関根は 今レッズの中で 最も警戒しなければいけない選手で 丸橋が 抑えきれるか?

 
 レッズは 守備にちぐはぐさがあって そこを セレッソは 見逃しませんでした。前半6分と8分に ⑨杉本健勇が 立て続けに ゴールを奪います!10分にも ポストにあたる惜しいショートがあり 一瞬ハットトリックを 期待しました。

ズラタンに1点決められるが その後 ⑩山口蛍の必殺技のミドルシュート、関根に 決定的な仕事を やらせなかった⑭丸橋が ゴールを決め 4-1。ロスタイムには ラファイル・シルヴァに決められ 4-2となり 前半が終了しました。

後半に入って レッズのペトロヴィッチ監督は 切れ味鋭いSB⑱駒井を 右に入れてきたりして ピンチもありましたが キム・ジンヒョンのスーパーーセーヴや ユン監督の守り切るパターンの トップ下の㉔山村を 下げて 5-4-1とする 5バックで システムチェンジし 0封で抑えきり スコアは そのままで4-2で セレッソ勝利することができました。

 
 さて 次節は 吹田スタジアムで 大阪ダービー、ガンバと対戦です!もちろん 吹田に行ってきます!セレッソ・ファンであり ガンバ・ファンである私は どちらのチームも 勝利してほしい気持ちで とても 複雑です。やはり ダービーは お互い 大阪の意地とプライドのぶつかり合いですので 間違いなく 激しいゲームになることでしょう!いいゲームになることを 期待します!

ランニングクラブの夏合宿 in 生駒②

 

 7/22,23 気温が 35度を超す中 今年も 所属するランニングクラブの夏合宿があり 参加してきました。今回で 5回目で こんなに しんどいこと 自分でも よく続いているなあ!と思い 改めて感心し 故障もなく 参加させてもらっていることへの ありがたさや クラブの仲間やスタッフに 感謝すべき2日間でした。

 場所は 恒例の生駒山麓公園にある ふれあいセンターの宿を 基地とした生駒ボルダーコースと言われる 一応舗装された アップダウンが 厳しい山道で 500mごとに 表示があり トレイルランの練習コースになっている所です。負荷をかけてのトレーニングは 記録を 狙う近道なのですね!今回の合宿は 1泊2日で 1日目が 15km、2日目が 24km走行するメニューが 組まれました。

  1日目の15kmは スタート地点から 4.5km地点で折り返して 戻ってきて 給水してから 3.0km地点での折り返しする16km走で 最初は 1km6分ペースでスタートし 徐々に スピードを上げていき 2周目は 5分ペースでした。一周目は 普通に ついていけたのですが スピードが 上がった 2周目は 本当に 地獄でした。登りは 体力の消耗が 激しくて ももが思うようには 上がらなくて 前に 進んでくれません!それでも 歯を食いしばって 何とか 食らいつき 付いていくことができ Finish! 
 山道では GPSの機能が 正確に 働かないようで 誤差が 出てしまいます。

 
 体中の水分が 出尽くしたのではないかと思うほど 汗をかき 疲労度は 最高潮でしたが 何より 最後まで行けたという満足感がありました。
すぐに 宿泊所の風呂に入り 夕食で仲間とビールを 乾杯したときは このひと時のために 生きているんや!という実感があり 幸福感に したることができる最高の瞬間でした!

 
 問題の2日目です。前日の疲れが思いっきり残る中の24km走です!この日は 日曜日なのか このコースで 練習するランナーたちと 多く見かけました。そのうち 半分くらいは 女性だったような気がします。少しびっくりさせられた程です。

4.5km地点、3.5km地点、2.5km地点、1.5km地点での折り返しの4周の24kmで この夏の暑い時期 普段は 平坦な道でも 20km以上は 練習しない上 アップダウンが 厳しい山道を 24kmも 走るなんて とても考えられませんが フルマラソンの35km過ぎの坂道を 想定したトレーニングです。

 スタートした時から 脚全体が 重く 腿が上がらず いきなり苦戦を 強いられます。2km地点付近で トイレに 行ってしまい 遅れをとってしまいましたが 復路の下りで 遅れを 取り戻すことができ 1周目は 付いていくことができました。
しかし 2周目の登りで 無理した疲労が いきなり襲ってきて ペースダウンになり その後は 巻き返すことなく 3周目まで終了!ラストの4周目の3kmは もう辞めとくか?と 言われたが 頑張ります!と とっさに答えてしまい あっ しまった!なんてこと言ってしまったんだろうか!と 思いながら 出発しました!

 
 2時間23分の死闘の中 脚が攣ることなく 見事完走!自分が 一番 最後のランナーだったことを 知らされます!自分より 後ろに走っていたランナーが 何人かいたのですが みなさん 途中で リタイヤされたとのことで 今回の練習の過酷さを 思い知らされました。最後の私が 帰ってくるまで 待ってもらえ ありがとうございましたと言いたいです!(感謝!!)


この後 足を 引きずりながら ひと風呂浴び メンバー全員で 昼食のカレーライスを 食べて 解散!バスに乗って 近鉄 生駒駅に 向かいました。


 今回の合宿では 11月に参加する大阪マラソンの35km地点の南港大橋のきつい登り坂を 想定した(時分が 勝手に思っているだけなんですが)練習と考えて 少しは 克服できるんじゃないかと 思っているのですが どうなることやら!また 明日から 暑い中 少しずつ 練習に 励んでいきたいと思います。

<色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅>を読んで!

 

 村上春樹さんが4年前の2013年に発表した ちょっと長いタイトルの小説が 古本屋で 安く売られているのを見つけ もう一度 読んでみたくなり 買って読みました。最近文庫化されたので 価値的には もうお役御免ということでしょうか?重くて かさばり 置く場所も とってしまいますが 私は やっぱり 文字が大きくて 落ち着いた気分にさせてくれる単行本が どちらかというと 好きです!

 この本を 読むのは 実は2回目で 自分なりに はっきりと 理解できそうで できなかった内容の本で 少し時間がたち もう一度 読んでみると 新たに分かったことや 感じたことが 出てきて より深く理解できたような気がしました!村上春樹さんの小説は 多分 何度読んでも 100%理解できないし グレーな部分が 必ずあり そこを 読み手が どいうふうに考えるのか が 私にとっては すごく刺激的なところで 魅力じゃないかと思っています。 

 高校時代に ボランティアを通じて 親しくなった二人の女の子 白根と黒埜、と二人の男 赤松と青海、そして 色がつかない 多崎つくるの5人組グループは それぞれの個性は違えど 心の底から なんでも話し合って お互い信頼できる人生にとって 素晴らしい仲間と言っていい 奇跡的な集まりでした。

 ところが つくるが大学2年の時 突然 他の4人から 干されてしまいます!理由は 不明!誰も教えてくれません。なぜ 自分だけ そんな目にあってしまうのだろうか?と 真剣に考えこみ 心に深い傷を 負ってしまいます。希望を失ったつくるに 灰田という ここでも 名前に色が付いている 鋭い価値観を持った年下の友達ができますが 突然 姿を くらましてしまいます!そして 多崎つくるは 念願で 自分の夢であった 駅を作る仕事に就くことができ 16年が 経過しているにもかかわらず 未だに 深い傷が 浅くなることはありません!

 つくるは 人づてで 知り合った二つ年上のガールフレンド 沙羅より これから 付き合いを 続けていくためには 長年のこの問題を ひとつずつ解決していくことを 提案されます。

 アオは 地元で 高級車レクサスの販売員で 好成績を 上げています。アカは 企業を 対象とした人材の 教育や育成するといった 少し変わった会社を 立ち上げ 業績を 延ばしています。そして 16年前のことは つくるが シロを 自宅に 引っ張り込んで レイプしたとのことで 干された理由を 知らされます。つくるにとっては 全く 覚えがないことでしたが シロが 言うから 信用するしかなかったということです。そして シロは 6年前に 自宅で 何者かによって殺され もうこの世にいないことを 知らされます。クロは フィンランドに住んでいるということで 休暇を取って 行く決心をします。そして 深い傷を負った過去のことが 徐々に わかり始めてきます。

というのが 大体の筋ですが 私が この小説が好きなのは つくると各人物との会話が  とても 現実っぽく 全く無理がなく 自然に流れているようで 憧れに 近いものが あります。伝えたいことの的を 外すことなく 相手を思いやり 常に正直になっているところは 特に 沙羅との電話での会話や フィンランドで再会するクロとのやりとりは 一番 好きなところです。 
    
 そして 村上春樹さん特有の音楽が この小説にも流れてます。今回の曲は フランツ・リストの巡礼の年より <ル・マル・デュ・ペイ>という 恐ろしく 静かな美しいピアノ曲。一回目読んだときに どうしても聴きたくなり CD屋に探しにいきました。今聴きながら 書いています。<巡礼の年>は CD3枚組で その一枚目<第一年 スイス>に 入っています。私が 手にしているのは ラザール・ベールマンが 弾いている物で 灰田が つくるの家に おいていったレコードと 同じ演奏者です。リストには <ラ・カンパネラ>という有名な曲がありますが あの激しさとは 裏腹で 落ち着いたい感じの雰囲気で 昼下がりに 紅茶を 飲みながら 聴きたくなるような素晴らしい曲だと思いました。



 村上春樹さんの長編や短編は 新刊の<騎士団長殺し>以外は 一通り読みましたが もちろん すべて理解できたとは 到底言えないので また 少しずつ読み返そうかなあと思っています。<ノルウェーの森>は 3回読みましたが やはり 多分 次は <海辺のカフカ>にしようかなあ!

ブラジル音楽のメロディ・メイカー、イヴァン・リンス

  

 明日は海の日。まだ夏が始まったばかりというのに 連日 30度超えの猛暑で ほんまあついですなあ~!!ということで 倒れそうになっております。

そんな時は ほんのひと時の間 ブラジルの音楽に耳を傾けて 涼しい気分を 味わってみてはどないですか!(笑)
ということで 最近 ブラジルの音楽が聴きたくなり 色々と聴いております。有名どころでは ジョアン・ジルベルト、アスラット・ジルベルト、マルコス・ヴァリなどなど。その中でも 特に気に入っているのが 今回 ご紹介したい ブラジルのメロディ・メイカーと言われているイヴァン・リンスの1974年発表の名盤<モード・リーグリ>です!
 
イヴァン・リンスは 現在 72歳!まだまだ 現役で 活動していますが この盤は  29歳の時に作られた 4作目で 初期の名作と言われています。MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)いわゆるブラジルのポップスである この盤は ロックのように うるさくないし かといって 静か過ぎないし ちょうどいい感じの心地よさが最高で 最近の私のお気に入りとなっています。
 
 誰もが口ずさみたくなるような 美しく 甘く切ないメロディを 独特のスキャットを 交えて歌う楽曲は どれも名曲揃い!と書かれていますが まさにその通りで一曲ずつの クウォリティが高く 素晴らしいばかりでなく 自然に 耳に入ってくるような いい感触で 本当に 気持ちいい!そんな気がします!

Abre Alas - Ivan Lins (1974)

Ivan Lins - Chega (1974)

セレッソ大阪 ついに首位!! 

 

 セレッソ大阪ついに 首位になってしまいました!ちょっと興奮気味です!(笑)
7月2日に 大阪・長居にあるキンチョウ・スタジアムでの J1第17節 セレッソ大阪 VS FC東京とゲームで 3-1で逆転勝利し 勝ち点35で暫定ですが ついに!前半が 終わったばかりですが J1に 昇格して これだけ白星を 上げることができるなんて 誰も 想像できなかったのではないかと思います。

 
もちろん 行ってきました!キンチョウ・スタジアムに!ちょうどその日は 今日は 私の住んでいる 大阪市の住之江区の区民応援デーで 住之江区出身の⑭丸橋選手の招待席には 抽選で外れてしまいましたが チケットが なんと半額!狭いキンチョウ・スタジアムには セレッソ・サポーターが 埋め尽くされていました。

スタジアムの隣のマンションからは フラッグで応援!

 
 一時帰国しているセレッソ大阪OBの香川真司と乾貴士も 観戦の中 前半戦 最後のゲームの相手 FC東京は テクがある選手が 集まっているチームです。日本代表のCB森重、オランダ帰りの太田、ブラジル五輪の時の⑩中島などなど。(今回 FWの大久保嘉人は 怪我のため 入っていなかったのが 少しラッキーでした。)前線には 大久保の代わりに入った永井謙佑や ピーター・ウタカは スピードが脅威で 最も警戒しなけれがいけない選手です。
セレッソは 前節の鬼門と言われていたユアスタでの VSベガルタ仙台で 攻め込まれながら 4-2で 勝ったゲームでしたが 久々のスタメンの清武が ハムストを痛め 8週間かかるけがを負い 出れなくなったのが 気がかりでした。

 ↓↓セレッソが 強いのは この人のおかげです!凄腕監督のユン・ジョンファン監督!

 
 前半21分に その永井に 突破され 最後は ウタカに 決められてしまいました。1-0。CBの森重が 負傷退場。柿谷も 今日は 積極的に シュートを打ちますが ゴールできず 前半は 終了!後半に入り  清武の悔しさを晴らそうと 水沼のアシストで 杉本健勇が ファインゴールで 同点!そして またしても 水沼のパスを 角度のないところから 松田が合わせ 逆転に 成功!83分には 山口蛍のお株を奪うほどの強烈なミドルシュートが決まり 3-1!ここで 勝負が あり!

↑↑ ひとつひとつのプレーが 輝いています!技があります!かっこいいです!キャプテンであり チームのまとめ役!新婚ほやほやの柿谷曜一朗選手!
↓↓ソーザのコーナーキック!山口蛍とのボランチは とにかく最高です!


 お互い大きなチャンスが多くあり 幸運にも 決めきれて 守りきれた セレッソが 3点を入れて 勝利することができましたが 展開によっては 負けていたゲームじゃなかったかと思います。ゲームとしては ハラハラドキドキの末に セレッソが 勝つという展開で 素晴らしいゲームだったと思います。



 今節で 前半戦が終了し 柏レイソルが 鹿島に負けてしまったので 暫定ではありますが とうとう首位になりましたが 尹監督は 一週間だけ 喜ぶことにする!と いつものように 状態を冷静にとらえ インタビューに 答えていたところが 印象的でした。

次節は ホームで 柏レイソルと浦和レッズと続き 清武が昨年所属していた リーガ4位の スペインのセビージャとの対戦を挟み 大阪ダービーのガンバ大阪戦が 控えています。清武は せっかくの古巣セビージャとの対戦に 加われないのは 残念で仕方がないですが この4つの強豪チームに どれだけ勝つことができるのか?が タイトルを取るカギに なるような気がしてきます。セレッソ・ファンであり ガンバ・ファンである私は できるなら 大阪ダービーは やってほしくない心境ですが この一戦だけは どちらも応援することにして サッカーを 楽しみたいと思います。