マイケル・チミノ監督 追悼!<ディア・ハンター>を観て!
今日 8月15日は 終戦記念日で 71年になります。当然 私は 生まれてなく 幸いなことに 体験しませんでしたが 戦争の悲惨さ えぐさ は 報道や本、映画に接して 人間として 絶対 起こしてはならないもの と 認識するのは 当たり前だと 考えてきました。
そんな折 古い戦争映画を 観ました。
ちょうど 少し前の新聞で アメリカの映画監督 マイケル・チミノが 77歳亡くなった記事を 見つけました。私の中では マイケル・チミノ監督と言えば <ディア・ハンター>が すべてです。25年ぐらい前に この映画を見ましたが もう一度 観たくなり DVDを 借りてきてみました。
当時 いまいち良くわからなかったことが 久しぶりに見て より深く内容が 理解できたように 思いました。当時から 大好きだった ロバート・デニーロやメリル・ストリープも 新鮮でした。 今見ても やっぱり最高ですね!
内容は 1960年代末期におけるベトナム戦争での過酷な体験が原因で心身共に深く傷を負った若き3人のベトナム帰還兵の生と死、彼らと仲間たちの友情を リアルに描いています。戦争は 人が死ぬだけでなく 人の心の中まで 痛めつけられるということが 強調されていました。
決して 明るい映画とは言えない この映画の中で 全編で<カヴァティーナ>という曲のギターの音が 流れていて 強烈なインパクトを 放っています。どうすることもできない思い をそのまま音に 現わしているようで この映画を 特徴づけているところが 私が もっとも素晴らしいと思う所以です。
また ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ステジョン・サヴェージ、ジョン・カザー、チャック・アスペグレン、ジョージ・ズンザ、メリル・ストリープの名演技は 言葉がなくとも 伝わってきます。アカデミー賞作品賞を含む5冠を獲得したほか、数々の映画賞を受賞する金字塔作品となっているのも うなずけます!
3時間を越える長編でしたが 私にとって 夏休みのいい記念になったような感覚でした。
今日は ランニングは 休養で 温存しました。また 明日から 私の 今のルーティンワーク、仕事とともに トレーニングを 開始したいと思います!
