ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

私の好きな70年代のソウル・グループ③


  第3弾の今回は アイズレー・ブラザースの登場です。はじけまくるファンク・グルーヴも とろけるような甘いバラードも 私の大好きなバンドです。歴史は 大変古く 1962年のビートルズのデビュー・アルバム「Please Please Me」の中のラスト曲<Twist And Shout>は アイズレー・ブラザースの曲だったことからでも すぐにわかると思います。70年代のグループというより 長い歴史を持つ ファンクバンドといった意味合いが 強いバンドです。


このバンドは 兄弟やいとこがが集まった同族グループで <Shout>、<This Heart Of Mine><It’sYour Thing>など いい曲を 連発していましたが この1973年の「3+3」以降 ロナルド、オーケリー、ルドルフの3人のヴォーカルに アーニー(ギター)、マーヴィン(ベース)、クリス(キーボード)の3人が 加わり 完璧なファンク・グルーヴ・グループになりました。この3+3は 6ではなく 10にも20にもなったところが このバンドの旬なところが 現れているようです。


ロナルド・アイズレー (1954年 - 現在)
オーケリー・アイズレー (1954年 - 1985年)
ルドルフ・アイズレー (1954年 - 1989年)
アーニー・アイズレー (1973年 - 1983年, 1991年 - 現在)
マーヴィン・アイズレー (1973年 - 1983年, 1991年 - 1997年)
クリス・ジャスパー (1973年 - 1983年)


 そのアルバム「3+3」のオープニングが この曲↓↓何もかも 炸裂しています。ロニーの脂ぎるヴォーカルは 焼肉3人前と餃子3人前を ニンニクと一緒に食べ アリナミンとレッドブルを 同時に飲んだ時のような(どんなんや?笑)テンションの高さ、ベースとドラムの唸るリズム、ジミヘンばりのアーニーのギター;ソロ、クリス・ジャスパーのキーボード。これを聴いて 何も感じない人は 多分いないんじゃないでしょうか。素晴らしすぎます。

The Isley Brothers - That Lady, Pts. 1 & 2 (Audio)




2曲目が ジェイムス・テイラーのしっとりした曲が これほどまでに 変わり果てたバラード。これも 素晴らしすぎます。↓↓



The isley brothers - Don't let me be lonely tonight



8曲目には  シールズ&クラフトのちょっとかわったヒット曲のカバー。↓↓
素晴らしすぎす。うむむ~!!



Summer Breeze - The Isley Brothers




Isley Brothers「3+3」


1.That Lady
2.Don't Let Me Be Lonely Tonight
3.If You Were There
4.You Walk Your Way
5.Listen to the Music
6.What It Comes Down To
7.Sunshine (Go Away Today)
8.Summer Breeze
9.The Highways of My Life





 その後 同じバンド内でも 注目の光があまりあたらない バックの3人は <アイズレー・ジャスパー・アイズレー>というグループをつくり独立してしまいます。同じ身内内でも 脚光を浴びるものとそうでない者の嫉妬心からか 新参者のうぬぼれか どうか分かりませんが このグルーヴは 6人が揃ってこそ可能だったという事が 分からなかったのでしょうか。そうこうしているうちに オーケリーは 心臓発作で亡くなり、ルドルフは 聖職に就く為脱退、マーヴィンも闘病の末 死去。もう二度と このグルーヴを 作ることが 不可になってしまいました。残念です。


残ったロナルド、アーニーに のちにロナルドと結婚することになる実力派アンジェラ・ウィンブッシュと 活動を続けました。




 ちょうど2000年前後だったと思いますが アイズレーが 大阪にやってくるというので 行ってきました。今は無き 大阪の天保山にあった<デッセ・ジェニー>というライヴハウスで オールスタンディングでした。ロナルドの昔と変わらないファンキーな歌声と つるっぱげになっていた ジミヘンみたいなアーニーのギターは 満開で ロナルドの奥さんでもあり 売れっ子のシンガーでもあるアンジェラ・ウィンブッシュも 盛り上がって 熱い夜でした。癖のあるロナルドの歌声を 生で聞けたこと、アーニーの弾きまくりのギターを 生で聴けたのは やはり 私にとっても 財産だったと思っています。

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