ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

発掘!CD<ジャマイカン・ムード・メイカーズ>

 


 仕事の帰りに すぐには家に帰りたくないときは よく中古CDショップに 寄って 興味のそそるCDを 物色することが よくあります。結局 何も買わずに 店を出る時も多いですが たまに これ聴いてみたいなあ!と 直感で 買って帰る時もあります。


 普通のおっさんたちだったら ちょっと一杯飲み屋で ひっかけて 仕事の憂さ晴らしをして 家に帰ったりするかもしれませんが 私の場合は これ!
もちろん 一杯飲み屋も 好きですが!(笑) 


  そんな中 よく行くCD店で こんな素晴らしいCDを見つけて ゲットしました。
東京スカパラダイスオーケストラの川上つよし氏が 選曲、監修するコンピレーションCD<ジャマイカン・ムード・メイカーズ>という イギリスのレコード・レーベル<トロージャン>から発表されている膨大な曲から 選び抜かれた25曲入りCDで なんと 500円でした。ビール一杯分の値段です。このCDを聴いていると ビールよりも 酔いが早く回ってきました!(笑)


 ジャマイカと言えば レゲエ。このCDには レゲエの歌なしの曲、タイトルの通りのムード音楽が いい感じで並んでいて 海岸で寝転がって 何も考えず ぼ~っと 聴いてみたいなあ!と 思わせてくれます。そんな耳障りなくイージー・リスニングのようなサウンドのナンバーばかりが 選曲されております。



 音源は 1970年代 ロンドンを拠点にしたレゲエのレコード・レーベルの中でも最も成功した老舗レコード会社である トロジャン・レコードのカタログの中から選ばれたもので 有名な人は いないようですが 一曲ずつが どれも熱く 素晴らしい選曲だと思っております。



 


 1曲目のカンツオーネの名曲<オー・ソレ・ミオ>から 来た来た!という感じで にんまりとしてしまいます。8曲目は ボサノヴァの名曲<いそしぎ>、12曲目 ジョージ・ベンソンで有名な<ブリージン>、映画音楽の16曲目 マンシーニの<ムーン・リバー>、22曲目は <ドクトル・ジバゴ組曲>、そして 極めつけの23曲目は なんと クラシック<チャイコフスキー・ピアノ・コンチェルト>を レゲエで やっているという具合です。笑うしかないですわ!これは!<笑>


そのCDの曲が いいところは 知らない曲であっても 聴いたことがあるような錯覚をするほど分かりやすいし 知っている曲でも 見事にも アレンジされて 仕上げられた曲を 集めていることだと思います。楽しいと 私が 感じるのは さりげなく 気の利いたアレンジなのですね! 


 20歳代の時は 知り合いの影響で レゲエばかり聴いていた時期がありまして ボブ・マーリー以外にも 素敵なミュージシャンがいて かっこいいナンバーがあることを 知った時のことを 思い出してしまいました。レゲエは スカという音楽から発展したもので 70年代に エリック・クラプトンが カヴァーしてヒットさせた<I Shot The Sherif>が 世界的に有名になり カリブ海の小国、ジャマイカと ボブ・マーリーにも スポットがあたっていったということです。


 レゲエは 2拍子の2泊目を 強調したリズムを持つ特徴で それに合わせた 特徴のあるベースが 鳴り響いて 独特のグルーヴを 醸し出している 熱い音楽だと 思っています。The PoliceとかClashなどの イギリスの白人バンドが このレゲエのリズムを拝借して ヒット曲を 連発するという時代も ありましたっけ!


 今でも ボブ・マーリーは 大好きで よく聴いたりします。レゲエの色々ミュージシャンを 聴いていると やっぱりボブ・マーリーは レゲエの王様だなあとか思います。ブルースに マディ・ウォーターズがいるように ジャズに、マイルス・デイビスがいるように!


そんなことを 思い出させてくれた一枚でした。
 
 今回は PVが 出てきませんでしたので 私の大好きなボブ・マーリーの名曲<Waiting In Vain>を 聴いていただけたら うれしく思います!



Bob Marley & The Wailers - Waiting In Vain

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