ちょこっと感動日記

毎日のちょっとした熱~い感動を綴るマイブーム日記。音楽、本、マラソン、映画、サッカーのこと あれこれ!

好きなギタリスト② ~ B.B.King




 またしても ブルース界の大物が 天に召されました。それも ブルースの王様, B,B,キングです。2015年5月15日に発表されました。89歳。20年以上患っていた糖尿病による脱水症のため4月上旬に緊急入院した後 自宅で療養していたということです。


 King Of Blues と呼ばれて70余年。アメリカ・ミシシッピで生まれ 他の多くの貧しい黒人同様 綿花畑で働き メンフィスに 移ってからは ギターを習い 地元局のDJになります。それから ギタリストとして シンガーとして 頭角を現してきます。その後の活躍は 白人、黒人問わず 多くのミュージシャンに影響を与え ロックの殿堂 ブルースの殿堂も果たし 好きな歴代ギタリスト3位にも 選ばれています。  


 ブルース・ギタリストは 少し聴くと すぐにわかってしまう個性的な人が多い中 BBキングも 例外でなく 一音聴いただけで すぐに わかる超個性的な音です。これは トレードマークである ギブソンES335というギター(ギターにも ニックネームが 付けられていて ’ルシール’といいます)に エフェクター類は 一切使わず アンプの高音も低音も 全て 最高にする設定で 独特のヴィブラートやチョーキングを多用し コード弾きやスライドは 一切やらないというスタイルであります。まるで 歌っているように弾くのが 多分 一番のBBキングの持ち味じゃないかと思います。


B. B. King - The Thrill Is Gone (Live at Montreux 1993)



 ブルースの魅力に取りつかれて以来 BBキングのライブに 3回 足を 運んだことがあります。今はなき 大阪ブルーノートでは 何と最前列のど真ん中で見ました。入ってくる時には 握手をしてもらいました。小学校の時 使っていたグローブを 思い出しました。ごつごつした温かい手でした。その時 黒人特有の体臭を ブルースの匂いだと 思ったのは 忘れられない思い出です。バンドは ツインドラムで ホーンも3本入っていて 分厚いバンドで 歌うBBキング、本物のブルースを見た感じがして 超カッコよかったです。<Thrill Is Gone>は もちろんのこと,<Please Love Me><Sweet Little Angel>、BBからすれば 子供のようなエリック・クラプトンともやっていた<Rock Me Baby>などのオンパレードで 楽しませてくれた夜でした。


 CDは ギタリストなら 誰もが影響を受けている60年代の名盤<Live At Leagal>。シカゴにあるリーガル・シアターでの ライヴ・アルバムですが ギターと歌、バンド、会場の雰囲気や声援、全てが いってます!!


ライヴ・アット・ザ・リーガル
ライヴ・アット・ザ・リーガル
アーティスト:B.B.キング
レーベル:MCAビクター
発売日:1992-11-21
カテゴリー:ミュージック



 
これからは 天国で フレディ・キングアルバート・キングとの ブルースの3大キングで 怒号のセッションすることでしょう!ご冥福をお祈りいたします。そして ありがとう!


 



音楽; 

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好きなギタリスト① ~John Mayer



 



 ’音楽のこと’ 以外で 私の大好きなギタリストのことも 書いてみようと思いました。新旧、日本も含め 素晴らしいギタリストは いっぱいいます。私が 好きなのは 常に ブルース・フィーリングを持っていることと 歌心があり 音に色気があること。そして 素晴らしいリズムが きざめること。小難しいフレーズは要りません! (笑)その全てを 持ち合わせている一人に ジョン・メイヤーが います。


 ちょうど一年前 わくわくさせて 見に行ったジョン・メイヤーの大阪公演では のどの手術の後で 少し心配していましたが スモーキー・ヴォイスは健在で ほっとしました。それに ここ最新の2作品では 初期ほどには ギターを 弾いていなく 物足りない感じがしていたのですが ライブでは しっかりと 弾いてくれ こりゃまた ほっとしました。

 

 ジョン・メイヤーの魅力は やはり 何といっても 彼が作る親しみやすいメロディが あげられます。ブルースを歌っても バラードを歌っても ソウルを歌っても はまってしまいます。同様に ギターも その曲に 合っていて はまっています。そして 初期の頃のライブを聴くと ジミヘンや スティーヴィー・レイ・ヴォーンの美味しいところをやっていて ギター少年ぶりも うかがえます。レイ・チャールズマーヴィン・ゲイの曲からの影響も センスの良さに直結しています。

 

 一番 有名な曲は<Waiting On The Wourl To Change>だと思いますが 聴いてもらえれば センスの良さ、メロディ、歌声、そして ギターに すぐ 伝わってくるものがあるかと思います。

John Mayer - Waiting on the World to Change


 彼のどのアルバムも 気に入って よく聴いていますが 特に<Try!>は、全曲ギター・トリオ・アルバムで ピノ・パレンティノのベース良し、大好きなスティーブ・ジョーダンのドラム良しと 最高の演奏を 聴かせてくれます。その中でも <Gravity>は 鳥肌ものです。


 そして超高齢化が進んでいるブルース界に至っても 逸材のようで BBキングやバディ・ガイなどなどとセッションしている画像を 見ていると ’希望の星’ 的な見方があるように 思えてきます。その中でも 感動したPVがあり エリック・クラプトンと二人でギター弾いているものがあります。やはり 何を やっても カッコよく決まるところが 恐れ入りますっていう感じです。

Eric Clapton & John Mayer - "Broken Hearted"



 ゴシップ的には 今 売れに売れまくってるテイラー・スイフトの少し前のヒット曲<Dear,John>は どうやら ジョン・メイヤーに 振られた時のことを歌っている曲らしいのです。年上の人とのかなわぬ恋っていうことでしょうか?(笑)

 とまあ ともかく また 日本にやってきて 素晴らしい演奏を 聴かせてくれることを 強く望んでいる 私でした!


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高槻ジャズストリートに行く!2015



 GWの5/3 5/4 今回で17回目を迎えた高槻ジャズストリートに 今年も参加してきました。高槻周辺の57の会場に 一時間ごとに 入れ替わる プロアマが 交錯するプログラムが組まれており 全てが 無料という 大阪で一番のジャズの祭典です。



 阪急電車高槻駅を 降りたところから すでに ライブが 始っていて 噴水横や ガードの下、小学校の運動場、商店街、会館、教会、神社、バー、スナック、ラウンジ、焼き鳥屋、そして 会場を回る巡回バスの中にも ステージになっており 街中音楽という 音楽好きには 天国のような2日間です。音楽を 好きじゃなくとも とにかく 楽しめるイベントです。


 スタンダードなジャズをするコンボもあれば 難しいジャズバンドもいるし ギター一本でブルースを歌う人もいます。ホーンセクションやコーラス隊をつけての 大所帯ファンク・バンドやブルースバンドもいたり 学生のオーケストラなど 様々なスタイルで 何でもありで 次は いったい何を 聴かせてくれるのかな と わくわくさせながら 観させてもらいます。プロの方も 大勢いてるのもありますが 厳しい審査があるせいか 質も高く うまい人も多いです。


 


 今年は 1日しか行けませんが 少し紹介してみようと思います。一つ目は 去年も 観させてもらった<Hello☆>というバンド。今年は ポール・マッカートニー来日記念ということで <心のラブソング>や<ガット・ゲット・イントュ・マイライフ><ヘイ・ジュード>などなどが ジャズ風の いかしたアレンジでの演奏でした。



 次が<The Back Door Friends Blues>というバンド。ブルース・ギタリスト、オーティス・ラッシュになりきり テンガロンハットをかぶった格好をして登場。古いブルースのスタイルを 伝承しているのには 本当に 驚くばかりです。ギターも味わい深かったです。



 三つめは <ファニースティックス>。これを見なければ ジャズストに来た気はしないと 勝手に思い込んでいるバンドで、いつもBBキングばりのギターを 聴かしてくれるギタリストは 本当に アマなのかと 疑いたくなるほど カッコイイのです。おばちゃんのコーラス隊も ファンキーで なかなかいいです。ヴォーカルは キング牧師の様な 貫禄のあるおっちゃんで 土建事務所の社長さんみたいな人(笑)で いい声を 聴かしてくれます。



 最後は<それゆけ!マリリン>。大阪のジャズ界の超美形アイドル遠藤真理子さんが なんで こんな渋い味わい深いサックスが吹けるのかと もう完全に めろめろになってしまいます。



 こんな平和なイベントを ブームに乗って 世界遺産に 登録してほしいと 思っていますが どうでしょうか?(笑)ちょうどこの日は 憲法記念日で 姑息にも 少しずつ 憲法を 変えていき 戦争のできる国にしようと 企んでいる人たちがいてます。そんな中 これからも こんなイベントが ずっと 続いていき 戦争のない平和で 音楽がはびこる社会に なることを 強く望む 今日この頃です。



 

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マラソンのこと⑤ ~堺シティマラソン



 今回 初めて 堺シティマラソン・第3部男女10キロマスターズに 参加してきました。第3部は45歳以上。 堺市の仁徳天皇陵大仙公園を 周回で 走るというものです。天候は 曇りで 気温24度。走るのには ちょうど良い日よりに恵まれました。

 

 ファミリーマラソンの部や 健康マラソンの部もあり 市民マラソンのレベルの大会で 計測はなく 少し物足りない気がしましたが 緑の中のすがすがしい空気と 地元を盛り上げようとしている人たちによって 気持ちよく走ることができて 感謝感激の一日を 過ごすことができました。


 スタートの順番は タイムの速さには関係なく 列の前の方には 行けなくて 中ほどとなってしまい スタートして しばらくは 前がつかえて 歩く状態で もたついてしまいました。そのあと 道が広くなり 抜かせるところに来ると 多分200人くらいは 抜かしたと思います。周回の一周を 過ぎたくらいからは だいたい同じ速さで 走っている者同士で 固定されてきました。そこからが 本当の勝負で バトルが 繰り広げられるのです。

 走っている人は みんな懸命ですので 意地の張り合いというか この人だけには 負けたくない という思いで 普段の自分の 実力以上に 力が入るので 本当にしんどいし 体に無理をしますが いいタイムで ゴールできた時の 喜びは 格別です。 

 スタート地点で GPSの操作を 誤ってしまい 350Mほどの 誤差がでてしまい 残念でしたが 大体1キロ、4:00から4:20の間で いけてたと思います。結果 目標の41:00切りには 及ばず 41:54でゴールしました。実際は 30秒ほど スタート地点で ロスしてますので41:30くらいのタイムだったと 推測します。次こそは 40分台を 目指して 頑張りたいです!

 今回は スタートの整列時や イベントの写真を アップすることができました。少しでも マラソン大会の楽しさを わかってもらえたら 幸いです。



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川村元気<億男>を読んで!



 川村元気っていう人は 本当に 人の懐に入り込むのが うまい人である。この本を読んでいて 電車に乗っているにもかかわらず 涙が 出てきたこと 3回。またもや 心が えぐられ 破られてしまいました。
 


 


 一作目の前作の<世界から猫が消えたなら>は 余命わずかの主人公が 生きていくためには 何かを 消さなければならないことを 悪魔と取引する という設定で 自分の世界から 大切なものが ひとつひとつ消えていく。何かを得るためには 何かを 失わなくてはならない。その辺は すごく哲学的なのである。本当に 大切なものって いったい何?と 考えさせられました。
 
 今作<億男>は 宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男の話で お金っていったい何なんだろう というのが テーマになっています。当たった人の90%は 人生がダメになってしまうという事実に 浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した。そして 一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か? 「億男」になった一男にとっての幸せとは何か? 九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは? が 描かれています。


 私は この本を 読んでいて 完全に お金の魅力に とりつかれて 亡者になった昔の友人のことを 思い出しました。ちょうど この小説に 登場する<千住>のような存在です。全てのことに かたがつき 全てのものを手に入れる事ができる お金を 楽して、人に働かさせ、少々の嘘をついて 儲けようしていました。全てを 見抜いていた私は 友達扱いされず 切り捨てられました。私には お金も大事ですが それ以上に 大切なものが いっぱいあり 全てのものを 捨て去ることなんて 到底出来っこないと わかっていたから 仕方がないと あきらめましたが かけがえのない友達を 一人失うことは やはりショックでした。


 物語の中での 涙が出そうになった言葉もあり その中で、求人募集「信じることのできる人求む。僕が信じることのできる人、僕のことを 信じてくれる人」。「人生に 必要なもの、それは 勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ」などなど。これからも 大切にしたいなあ と 考えさせられてしまいました。


 文中でもありますが ちょうど 今 現在 ポール・マッカートニーが 来日している最中で<Can't Buy Me Love>を 演奏しているかもしれません。


♪愛は お金では 買えない!誰もが そう信じている。そう信じようとしている。だが 果たしてそうなのだろうか。きっとお金で 愛は買える。人の心も買える。だからこそ 僕らは、お金では買えない、愛や心を探している♪これが 本音ではないでしょうか!
The Beatles - Can't Buy Me Love (Live)


なんだかんだ言っても やはりお金は いっぱい持っているに越したことは ないと思います。今後も やっぱり 宝くじを 買ってしまうでしょうね!(笑)



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